イギリスの学校を参観された先生の報告 (4)
1月末にいらしてくださった柏木先生のお話も今日で最後です。英語の指導についてのお話を前回まで紹介しました。今回は、1時間見学してくださった Year 2 の算数の授業です。 イギリスの学校 (4) – 算数の …
1月末にいらしてくださった柏木先生のお話も今日で最後です。英語の指導についてのお話を前回まで紹介しました。今回は、1時間見学してくださった Year 2 の算数の授業です。 イギリスの学校 (4) – 算数の …
前回「5歳からの義務教育:イギリスは5歳から義務教育」で、イギリスの4,5歳児(レセプション)について伝えました。今回は、義務教育となった場合、目標や評価はどうしたらいいのか、という点に焦点を当てて、イギリスでのrece …
次の文を読んで、図形の名前を答えてください。 1) This 2D shape has 6 straight sides and 6 corners. 2) This 2D shape has no straight s …
イギリスでは、日本と比べるとかなり早い段階で「図形」の勉強が始まります。 Reception では、平面図形の基本となる 円、三角形、正方形、長方形という名前を習います。 Year 1 になると、 2D shapes ( …
Year 5, 6 Year 4 に引き続き、問題を読んで解く、ということに重点が置かれます。 <問題> 1) The sun sets at 17:30 and rises at 7:30. How man …
Year 4 アナログとデジタルの時計を用いて、いろいろな読み方があることを勉強します。 例えば、5:42 は、 ・42 minutes past 5 ・18 minutes to 6 と等しくなります。 また、カレンダ …
Year 3 1年=365日, 52週, 12カ月 1 year=365 days, 52 weeks, 12 months 1週間=7日間 1 week=7 days 1日=24時間 1 day=24 hours …
Year 2 1週間=7日間 1 week=7 days 1日=24時間 1 day=24 hours 1時間=60分 1 hour=60 minutes 1分=60秒 1 minute=60 secon …
Year 1 1週間=7日間 1 week=7 days 1日=24時間 1 day=24 hours 「~時ちょうど」と「~時半」の表し方を覚えます。 1時ちょうど。 It’s one oR …
Year4 までに学習した ・sharing ・grouping を、繰り返し学習します。 筆算: 日本式のほうがやりやすければ、先生にそう伝えれば、大抵、日本の筆算でやることを認めてくれます。 61÷4 の筆算の仕方。 …
Year 4 では、文章問題も増えてきます。 そのため、 share, group, divide, divided by, divided into, divisible by, factor, quotient (商 …
Year 2 で学習した grouping と sharing を繰り返し復習します。 1) 1 で割った時の商は割られる数のままということを知る 12 ÷ 1 = 12 2) 割る数と割られる数を入れ替えて計算すること …
今日から割り算について見ていきます。 まず、割り算が登場するのは Year 2 (6-7 歳児) からですが、Year 1 (5-6 歳児) でも half (ハーフ:半分にする) という言葉を習いますし、実際に Dou …
今回はYear 4 から Year 6 までの掛け算の学習内容を一気に見ていきます。 日本と違い、教科書がないイギリス。また、クラスの中でも算数が得意な子とそうでない子がいるため、同じレベルくらいの子どもがひとつのグルー …
Year3 (7-8歳児) の掛け算は、主に Year 2 の学習内容である 1) Repeated addition (同じ数の足し算が繰り返されたもの) であるということ、 2) array (配置図) を見て掛け算 …
Year2 では、 double (ダブル:2倍), times (タイムズ:かける), multiply (マルティプライ:かける), multiplied by ~ (マルティプライドゥ バイ:~でかける), mul …
下の文章を掛け算の式で表してください。 子どもが8人います。全員の子ににクッキーを3枚ずつあげると、クッキーは全部で何枚いりますか。 もちろん、 3 …
掛け算は Year2 (6-7歳児) から学習します。日本よりも1年早く学習することになります。 ただ、かけ算の概念自体は Year1 から出てきますので、まずはそこから見ていくことにします。 (1) Counting …
The Four Basic Operation: 4つの基本計算 足し算:addition (アディション) 引き算:subtraction (サブトラクション) 掛け算:multiplication (マルティプリケ …
日本と違って教科書がないイギリスの学校。そして、授業内容も何年もかけて同じことを反復します。その結果、year 2 でわからなかったり理解できなかったものも、もう一度year 3 で勉強することで理解できるようになる、と …
Year3 (7-8歳児) 基本的に、Year2 までに学習したことを元にして、数を大きくして計算ができるようにします。既習事項が理解できていれば、難しくないのですが、引き算の仕方に関しては、日本とはやり方が違うので、突 …
Year 2 (2年生:6-7歳児) 1) 引き算に関する言葉を読んだり、使ったりすることができる。 take away (とってしまう、引く) subtract (引く) difference between (~と~ …
Year 1 (5-6歳児) 1) 引き算の仕組みと、引き算に使われる言葉を理解する Foundationで学習した内容 を発展させていきます。 Year 1 では以下の言葉を中心に用います。 ・ taking away …
今日から数回にわたり、今度は「引き算」についてアップしていく予定です。 Foundation (ファンデーション:4-5歳児) (1) 1 less than ~ (1より小さい):ある数より1小さい数がわかる R …
Year 4, 5, 6 (4, 5, 6年生:8-11歳児) 基本的に、新しい足し算の計算方法は学習しません。 既習の方法を発展させることに重点が置かれます。 1) 各位の言い方を覚えて、3桁以上の足し算ができるように …
Year 3 (3年生:7-8歳児) 1) +、= の記号を正しく使えるようになること Year 1、2 の延長ですが、数が大きくなっても計算できるようになることにポイントが置かれます (合計100まで)。 3 + 8 …
Year 2 (2年生:6-7歳児) 1) 100までの足し算 (子どもによってはそれ以上) ができるようになること 数が大きくなるので、 18+31 の式ならば 31+18 と足される数と足す数を入れ変えて、大きい数を …
Year 1 (1年生:5-6歳児) 「1けたの足し算ができるようになること」と「ある数に10を加えていくつになるかを理解できること」、そして「10になる組合せがわかること」が大きな目標になります。 1)+、= を用いて …
これからしばらく、算数の calculating (計算) についてアップしていこうと思います。まずは算数の計算の基本、addition (アディション:足し算) について、各学年ごとに簡単に見ていきたいと思います。 F …
今回はレセプション(「 Key Stage とは」を参照) での算数の学習目標を紹介します。前回紹介した 7 本の柱と今日紹介するものとでは、言葉や項目が多少違っています。でも、内容自体は今のところ大きな変更はないようで …