引き算: Year 2 (6-7歳児)

Year 2 (2年生:6-7歳児)
1) 引き算に関する言葉を読んだり、使ったりすることができる。
take away (とってしまう、引く)
subtract (引く)
difference between (~と~の違い、差)
how many are left (いくつ残る)
how much less is …than ~ (…は~よりいくつ少ない)
how much more is …than ~ (…は~よりいくつ多い)
how many more to make … (…にするためにはあといくついる)
そして、― の記号を使えるようにすることも必要となります。
2) 分からない数を表すのに、□や△を用いることを知る

7 – 3 = □,  □ – 6 = 2, □ – △ = 8

3) 10までの数の足し算と引き算が暗算でできるようにする (addition and subtraction facts と言います。分解と合成のことです。)
例)
合成: 0 + 7 = 7, 1 + 6 = 7, 2 + 5 = 7, ・・・7 + 0 = 7
分解: 7 – 0 = 7, 7 – 1 = 6, 7 – 2 = 5, ・・・7 – 7 = 0
発展として、10までができるようになれば、20までも暗記できるようにする。
4) 10のかたまりごとに、100までの引き算ができるようになる
例えば、100から60までいくのに、10ずつ数えていくと、何回数えることになるか。100 から数え始めると、90, 80, 70, 60 と4回ですね。よって答えは40。
5) 何十から、一桁の数をひくことができるようになる
80 – 4 = □
おなじみ、ハンドレッド (ナンバー) スクエアを用いて、80からひとつ、ふたつ、と戻っていきます。

□ – 7 = 53
これは、53から7をたしていくやりかたで、引かれる数を求めます。
6) number line (ナンバーライン:数直線) や TUB メソッドを用いて、引き算ができるようにする

その1 TU―U (T=ten’s:十の位、 U=Unit’s:一の位)
繰り下がりのない引き算から始め、できるようになったら繰り下がりがあるものも行う。ただし、上記ハンドレッドスクエアを用いて、引く分だけ数を数えることができればよい。
その2 TU-TU
ナンバーラインを用いる方法
 例)42―39
 39より大きく、一番近い何十数は40。そこまでは +1。40 から 42 までは +2。よって、合わせて 3 となり、答えは3。

 例)47-12
 この場合は、12のみ partition (分解)をします 12 = 10 + 2
 次に、12より大きく、一番近い何十の数 (20) まで、いくつあるか数えます。
 そして、20から40までジャンプし、40から47まで数えたその合計が答えになります。

よく、海外で買い物をすると、お釣りをくれるのに足していく!という経験がありませんか?引き算と言うよりは、引かれる数までにどれだけで到達するか、という足し算の考えで計算を行うからなんですね~。これが、まさにそれなんです。
TUBメソッドを用いる方法
 例)75-42
 まず、これができるようにするために、数の partition (分解) を勉強します。
 75は70と5、42は40と2。そして、十の位、一の位をそれぞれ引き、その差の合計が75-42の答えとなります。

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