引き算: Year 3 (7-8歳児)
Year3 (7-8歳児)
基本的に、Year2 までに学習したことを元にして、数を大きくして計算ができるようにします。既習事項が理解できていれば、難しくないのですが、引き算の仕方に関しては、日本とはやり方が違うので、突然、このやり方をしなさい、と言われると戸惑ってしまいます。先生によっては、日本式でもいいですよ、と言ってくださいますが、中にはイギリス式でやりなさい、と言われる先生もいらっしゃるので、事前に先生に日本で習ったやり方でもいいかどうかを、お話をしておくといいかもしれません。
(1) 引き算に関する言葉を読んだり、使ったり、書いたりすることができる
Year2 で習った言葉を読み、理解するだけでなく、書くこともできるようにします。
(2) 大きい数の引き算ができる
504-497
これも、497から498, 499, 500, 501・・・504 と数えたして 7 と答えを出します。
(3) +1、―1することで概算からの引き算ができるようにする
78 – 49 = 78 – 50 + 1 = 29
66 – 31 = 66 – 30 – 1 = 35
(4) 何百または何千 – 何百または何千 の計算ができる
900 – 400
1500 – 800 など
(5) teen number からの繰り下がりの計算ができる
15 – 8 = 15 – 5 – 3 = 10 – 3 = 7
(6) TU-TU 、HTU-HTU の計算ができる (H=Hundred’s: 百の位、T=Ten’s: 十の位、U=Unit’s: 一の位)
84-56
その1:56から80までの数と80から84までの数の和
その2:84から60を引き、余分に引いてしまった4つ分を足したもの
百の位では・・・。
783 – 356
その1:
その2:
引き算一つとっても、いろいろなやり方があります。その子に合ったやり方があるので、これでやりなさい、とは言われません。ただ、自分に合ったものを探すために、いろいろなやり方を教えることは必要だと思います。自分が思っていたよりも、これって簡単!ということもあります。
私個人的には、一通りでなく、こうやっていろんな方法を紹介することは必要だと感じます。そこから、いろんな考えを自分でもするようになるし、他の人の意見も聞けるようになるのではないかと思います。
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