British Council 主催のセミナーで紹介した本

先日(2025 年 1 月 25 日)に、British Council さま(リンクをクリックすると外部サイトが別タブで開きます)主催で『英語学習のつまずきと教師の役割(リンクをクリックすると外部サイトが別タブで開きます)というタイトルのセミナーをいたしました。3 回の構成で

第 1 回 ワーキングメモリと英語学習

第 2 回 学習・発達障害と英語学習

第 3 回 子どもの「できる」を支える指導方略

のうち、私は第 2 回、第 3 回の部分を担当しました。

第 2 回では発達障害の子どもたち、特に ASD(自閉症スペクトラム障害)や ADHD(注意欠陥多動性障害)の子どもたちの教室での困り感にターゲットをあてて、教室の構造化、具体的な授業活動について話をしました。その際、紹介した本を参考文献に書くことを忘れていたので、こちらで紹介します。

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アスペルガー症候群や ADHD のある子どもたちを想像するのって難しいと思います。こちらを見ていただくと、あ~なるほど、と感じていただけるのではないかと思います。

第 3 回ではこどもの「できる」を支える指導方略では、Scarborough’s Reading Rope を用いて説明をし、「読めない」と一概に言わないで欲しいこと、目の前の子どもたちがどの「読めなささ」を持っているのかを指導者が理解していくことが大事だということをお話しました。(こういったお話も私の「ジョリーフォニックス総合トレーニング」で説明していますので、詳しくはトレーニングをご受講ください。)

まずは環境を整えること。この部分はみなさんもすぐに実践できます。

そして、丁寧な指導というのは、「ゆっくり話すこと」みたいに勘違いしている人もいますが、そうではありません。わかりやすい言葉を使う、端的に説明する、視覚支援を入れる・・などさまざまです。

今回のセミナーでは、みなさんに「引き出し」ができたらいいな、と思ってお話させていただきました。フォニックスについても、目の前の子どもたちに必要なことを教えていくことが大事だよ、ということが伝わったらうれしいな。

まだまだ日本では「英語の読む」についての理解は深まっていませんが、こうしたセミナーに参加くださった方が、次の方に伝えていってくださったら、すごくうれしいです。(早速、何名もの方が感想をメールや SNS で送ってくださいました。胸打たれた、とまで書いてくださる方がいらっしゃって、私の思いを受け取っていただけてうれしいです。)

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