気持ちを表現する The colour monster

私が勤めている学校では、毎朝、子どもたちがアイスクリームの棒をこんなカップの中に入れます。

よく見てみると、カップには赤、黄、緑、青のモンスターのイラストがついています。そして、このアイスクリームの棒には「自分の名前」が書かれています。つまり、緑色のモンスターに入れる子、赤いモンスターに入れる子・・・がいるわけです。・・・?自分の好きなモンスターに入れるのかな?

実は、これ、自分の気持ちを表現するためのカップなんです。それぞれどんな気持ちかと言うと・・・

緑が calm, 青が sad, 赤が angry, 黄色が happy になります。もちろん、もっといろんな感情があるので、それぞれリストになっています。(緑:rested, calm, cool, peaceful, relaxed青:unhappy, sad, gloomy, miserable, upset赤:bothered, annoyed, angry, furious, livid黄:positive, cheerful, happy, delighted, excited)青や赤のカップに入れると、先生が「どうしたの?」と聞きにいきます。すると、子どもが自分の気持ちを伝える。先生は話を聞いて、アドバイスしたり、慰めたりしますが、たいてい、「気持ちが晴れたら、違う色のモンスターのカップに入れようね」と励まします。

以前は、A4 の赤、黄、緑、青の紙に自分の名札を貼っていたのですが、今年からこのカップに入れるようになりました。というのはこの本をもとにしているからです。

The Colour monster. とても素敵なお話。イラストもかわいいし、文もシンプル。日本語版はこちら。

なかなか上手に自分の気持ちを伝えられなくても、こうした方法で表現することができます。お家でもできるし、学校でも、英語教室でもできますね。英語を指導されている方だったら、少しずつ気持ちを表す言葉を増やすこともできます。

よろしければ実践してみてください。

【カテゴリ:一日の流れ】ナビゲーション

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