2024 年の幕開けに寄せて

2024 年 1 月 1 日に起きた能登半島地震で亡くなられた方々にお悔やみを申し上げるとともに、被災された方々にお見舞い申し上げます。また、救援に尽力されているみなさまに深く敬意を表します。一日も早い復興と安全な生活を心よりお祈り申し上げます。

また、日航機と海上保安庁機の衝突事故のニュースに心が痛みます。被災地に物資を送るために尽力してくださっていた亡くなられた隊員の方々には心よりお悔やみ申し上げます。

さて、2024 年に入り、そろそろ生活が落ち着いた頃でしょうか。私は 1 月 3 日に日本からイギリスに戻り、時差ぼけと年末からの体調不良から少しずつ回復しつつあります。本年も無理せずできることをしていきたいと思っています。

ジョリーフォニックスに関しては、今年も年 6 回のジョリーフォニックス総合トレーニングを開催したいと思っています。そして、トレーニングを受講くださった方にはその後も無償で学べる場を提供していますが(J Phonics Fan)、こちらも 1 年に 6 回は勉強会を開催していく予定です。

デコーダブルブックスの出版や、今まで溜めてきているワークシートやパワポも多くの人に使っていただけるようになったらな~といろいろ考えています。今年は、それを実現したいですね。

読み書きとはどういうことなのか、ということもどんどん発信していかなければならないと感じています。日本の英語教育を見ていると、「コミュニカティブ」という点を強調しすぎるあまり、読み書きをないがしろにしている気がしてなりません。だから、知っている単語の綴りも丸暗記すれば読めて書けるようになる、と考える人も多いようです。それができるのはほんの一部の子どもなのに・・・残りの子どもたちは英語の読み方・書き方もわからず困っているのに・・・と子どもたちの心境を思うと胸が痛くなります。「話す・聞く」と「読む・書く」は全く別のことです。それをもっと知ってもらわなければ、もっと発信していかなければ、と思っています。

そのためにはデータも取らなくては。公立の小学校だけでなく英語教室など民間の先生たちとも協力して、日本人にあった読み書き教育を提案していきたいです。

昨年度までお世話になってきた市教委さんとも連携をし、子どもたちが自分の力で読み書きできるように先生方への研修にも力を注いでいきたいと思っています。

すべての子どもたちが笑顔になるように。そんな思いからジョリーフォニックスのトレーナーになって 11 年です。さぁ、まだまだだ。がんばろう。ふんばろう。

本年もどうぞよろしくお願いいたします。

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