2025 年 4 月ジョリーフォニックス総合トレーニング終了!
2025 年 4 月のジョリーフォニックス総合トレーニングは日曜日 4 回の開催でした。北は北海道から南は沖縄まで、たくさんの方がご受講くださってうれしかったです。県別では、今回初めて青森からの受講者もいらっしゃいました!(あと 1 県、秋田からは未だに受講してくださった方がいらっしゃいません。)

今回のトレーニングは半分の方が再受講。その中には、私が主催する音あそび等のワークショップにも参加くださっている方もいて、その方の成長が大きく見えました。
1 年前は「音韻認識」もわからず、頭がはち切れそうだった。
この 1 年で総合トレーニングを 3 回、オンラインや東京での勉強会やワークショップにも参加した結果、ジョリーフォニックスや指導に関しての学びと理解が格段に深まった。デモレッスンでも自分の変化がわかり、とても嬉しく思った。
自分を励まし、成長を喜び、失敗にはドンマイ、ドンマイで。そんなふうに自分と付き合うことができることを、このトレーニングで体験している。
うれしいですよね、こういう変化って。
ジョリーフォニックスでは、音と文字の関係を学んだら、そこまで習った内容だけで読める単語をどんどん増やしていきます。s a t i p n のたった 6 つの文字ですが、この文字の音を学習すれば、it, at, sit, sat, tip, tin, pit, pin, pan, pat, nip, nap, spin, spit などの単語が読めるわけです(意味がわかるかどうかは別)。そうしたら、この読めるものだけで読める本を紹介していきます。それを Decodable Books と言います。
Decodable Books については、学校の教科書の例がとても印象的だった。学校の先生も、習った漢字は積極的に使って黒板に書くことを意識し、習っていない漢字はひらがなを使うことを徹底しているのに対し、英語は始めアルファベット読みを習い、フォニックス読みは習わないのにいきなり単語を読まされて覚えさせられる今の学校教育に対して本気で変えてほしいと思った。
また、Decodable Books は、生徒の「読めるという自信づくり」に欠かせないものだと感じた。習ったから大丈夫、分かったから大丈夫ではなく、それを使っていく力をどんどん養うと同時に出来る喜びを生徒たちに感じてもらいたいと強く思った。Learning to Read → Reading to Learn へ変化していく生徒たちを近くで見てみたい。
実は、イギリスの小学校はすべてこの Decodable Books を子どもたちは読んでいくんです。自分の力で「読み」、意味理解をしながら「読む」ことにシフトしていくこと、とても大切です。本がなければ、自分で作る!目の前の子どもたちに合わせて、必要なものを作っていくことも大切。
あっという間の 4 日間でした。皆さん、ご受講いただきありがとうございました!次回のジョリーフォニックス総合トレーニング(リンクをクリックすると別タブで開きます)は 6 月 21(土)22(日)28(土)29(日)の 4 日間の開催です。「あっという間の 4 回でした。最後まで走り切れるのか、と思いましたが、終わってみたら、もっと学びたいなあという気持ちでいっぱいです。」というのは今回の受講者の方の声です!皆様のお申込み&ご受講、お待ちしております!
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