秋のジョリーフォニックス総合トレーニングありがとうございました!

2025 年 9 月 7, 14, 21, 28 日の 4 日間にわたって開催したジョリーフォニックス総合トレーニング。今回は 14 名の方が受講くださいました。そのうち、再受講者は 8 名!受講回数が一番多い方は 9 年間で 10 回目の受講、そして最近だけに限れば昨年から 4 回目の受講の方もいらっしゃいました。なぜ、こんなに再受講者が多いかというと・・・。

4 回目の受講にあたって、「自分は何に気づき、何を意識し、どう変化するだろう」と楽しく観察するような気持ちがありました。終わってみて、「言葉にならないので気づかなかったけど、こんなことが気になっていた・こんな思い込みがあった」とわかることがありました。

デモレッスンの練習を通して、「お話はこのくらい短くできる、もし余裕があったら文化の紹介を入れよう」、とか、「あらかじめ単語を書いて用意しておけばスムーズに行く」など、実際にできることを検討したのもこの受講が初めてでした(前回まではそこまでの余裕がなく)このような気づきや変化は受講して初めてわかるもので、こういった「自分を客観的に見ることができる」、「自分の変化に気づける」というのも再受講の醍醐味です。

また、○○先生が、何度も受講される目的を尋ねられて、「楽しいから」とお答えになっておられましたが、私も学んでいて楽しかったです。そんな自分を嬉しく思います。

今回のデモレッスンについては1回目よりも緊張もなく、楽しくさせていただきました。1回目は本当に訳わからず、ただただこなしていくだけで意味もわからずやっていたように思います笑

今回は実際に生徒さんに教えていた経験もあり、講座2回目でストンと落ちていくのもあり、一つ一つの何を伝えたいのか教えたいのかが明確になっていたので落ち着いて楽しく出来たように思います。

本当に今回、再受講させていただき本当に良かったです。ぜひみなさんに再受講お勧めしたいです。理由はやっぱり流れがある程度わかった状態であると理解が本当に深まるんだなと再確認できました。最初は真剣に聞いていてもわからない事だらけだったし緊張もしていたので疲れが倍でした笑。でも今回は流れもわかっていたし少し余裕もって受講できたように思います。

そしてやっぱり山下先生のトレーニングはなんだか安心できて不安な気持ちを安らげてくれます!! まだ先生になって1年ほどですがこんな私でもやっていけるという自信をくださいます。また教師として熱い思いを感じて私も先生のような何事も受け入れてくれて安心できるような存在でありたいと思います。

普段一人で子供達にレッスンをさせて頂いていると、自分のレッスンについて振り返る時間がちゃんと取れなかったりするので、(緊張しますが)今回もいい機会を頂けたこと感謝しております。ありがとうございました。

前回は自分のレッスンでこうして、次にこうして・・など自分のことで精一杯になっていました。今回は普段レッスンをやっているし、普段とちょっと勝手が違うけど何とかしよう、と思い、自分のレッスンのことよりも、他の参加者の方から学ばせて頂こう、だったり、客観的に見て他の先生方はどう感じられるのか聞いてみたい、という思いの方が強くありました。

改めて自分の指導スタイルを見直すいい機会となりました。

再受講の方のデモレッスンを見ながら、「前回からこんなに上手にできるようになっている!」と感動することも多々あります。トレーナー冥利につきますね~。

そして、初受講の方の声。

初日、9時までの授業が終わった後、夫に「楽しい!!!」と興奮気味に伝えました。これまで自分が娘にしていた指導の仕方よりもっと効果の高い指導の仕方、ブレンディングやディクテーションの指導法、細かな技などももちろんですし、シンセティックフォニックスという考えそのものや、ジョリーフォニックスが大切にしている多感覚で学ぶということも、すべて新鮮な学びで、本当に興味が湧きました

これまで、教員時代には、忙しすぎてなかなか自分の学びの時間は取れず、日々業務ばかりだった時には、考えられなかったです。このトレーニング通して、もっと学びたいという意欲がどんどん湧きました。そして、先生がポータルにあげてくださっている文献や、学会や、さまざまな教材などもとても興味がありサイトをいろいろ読んでいます。次はこの勉強会や研修会に参加したい。などどんどん新しいことにチャレンジしたくなりました。

このトレーニングは、新しい学びへの扉になりました。これまでどこから情報を得たら良いのか、もっと言えば、どんな英語教育を目指したいのか漠然としたままで、わからない状態だったところに、今回の先生からいただいた情報は、指導法だけにとどまらず、自分の英語指導観を形成していく上で大変大きなものになりました

今回のトレーニングで一番勉強になったことは、自分が如何に自分本位な授業をしていたのだと気づけたことです。ジョリーフォニックスを知ったのは最近で、英語を教えるようになり、生徒がもっと楽に英単語を覚えられ、読み書きできるような方法はないかなと思い、調べたことがきっかけで、今回の講義を受けることにしました。しかし、全体を通して学んだことは、自分が生徒に寄り添えていないということでした。自分が得意なことを、自分が分かりやすいと感じる方法で授業をしていたことで、私とは違う部分が得意な生徒を無理やり私の枠に当てはめてしまったなと反省しました。

私のトレーニングはただ「ジョリーフォニックスを使って指導することができるようにする」だけではありません。教室にいる、また、向かい合っている子どもたち一人一人を見て、どんな指導ができるのかを考えることも伝えています。

また、読むってどういうことなのだろう、日本語を母語とする子どもたちに何を注意していかないといけないのだろう、ということもしっかり考えていただきます。だから私のジョリーフォニックスのトレーニングは 20 時間必要なんです。

私ができることは、何だろう・・と考えることがあります。とあることがきっかけで、私が持っているすべてを一人でも多くの方に渡していく!と心に誓いました。受講時間が長い!と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、上記感想を読んでいただきわかるように、再受講して初めて理解できることがたくさんある 20 時間のトレーニングなんです。だから、再受講の方は破格の受講費を設定しているのもそんな理由。そして、受講くださった方には、J Phonics Fan という、私が運営しているコミュニティサイトに無料で招待しています。ここでは、2 か月に 1 回の(無料)勉強会、質問コーナー、無料ダウンロード教材の提供・・・学びたい人には門戸を開いておく。これが私の信念。

そんなジョリーフォニックス総合トレーニング、次回は 2025 年 11 月 23 日(日)からの開催です。

今回受講くださった 14 名(+部分受講 1 名)のみなさま、ありがとうございました!みなさんのこの笑顔が大好き。

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