足し算: Year 2 (6-7歳児)
Year 2 (2年生:6-7歳児)
1) 100までの足し算 (子どもによってはそれ以上) ができるようになること
数が大きくなるので、
18+31
の式ならば
31+18
と足される数と足す数を入れ変えて、大きい数を足される数にもってくるようにすることを学習します。これは、counting on でもわかるように、足す数が大きいと数え間違えが起きてしまうためです。Year 1 まではcounitng on で数を加えていく方法*でしたが、Year 2 からはそれ以外の方法で計算することを覚えます。
*この方法では指を使って、数を足し加えていきますので、指を使って足し算をすることが普通になってしまいます。日本では分解・合成を用いて計算していくため、日本へ帰国されるお子さんはイギリス式に慣れてしまわないようにご注意ください。
① まずは足される数、足す数をpartition (分解) する
② 十の位を計算
③ 一の位を計算
④ ②、③の答えを合わせる
⑤ 答えを式に書く
① 足す数をpartition
② 足されす数を丸で囲み、その右端から直線を引く
③ ②で書いた丸から①で求めた10を足し、その答え33を数直線に記す。この時、+10 するときは 大きいジャンプをする、と言う
④ ①で求めた2を③の33に加えていく。その都度、直線上に34, 35 と記す。+1 するときは 小さいジャンプをする、と言う
⑤ 出た答えに A (answerのA) と書き、式に答えを書く
2) お金の計算ができるようになること
29p 36p 18p の合計金額をお金を用いて求めることができる。
3) □ や △ を用いた式を理解し、あてはまる数を考える
4 + 5 = □ □ + △ = 9
ナンバーラインやハンドレッドスクエア、お金を用いて、次のような計算ができるようにする
61 + 14 = □ △ + □ = 50
☆足し算のことば☆
特に足し算用語は出てきませんが、
Ten’s number (テンズ ナンバー:十の位)
Unit’s number (ユニッツナンバー: 一の位)
number line (ナンバーライン:数直線)
という算数の基本用語が登場します。
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