クリスマス劇
11 月も下旬になると、Primary School(小学校)では 12 月に行われるクリスマス劇の練習が始まります。学校によっては、宗教色が出るものは控えて、学習発表のような形で行うところもあるようです。が、一般に
・Early Years(4-5 歳児):イエス・キリストの生誕 = Nativity の劇
・Key Stage 1(Year 1 – Year 2):キリストには関係ないけれど、クリスマスにちなんだお話(赤鼻のトナカイの話やサンタのお話など)
・Key Stage 2(Year 3 – Year 6):クリスマスに関係する劇やそれともあまり関係のない劇、合唱
が行われるようです。
「劇」は英語で play です。そう、「遊ぶ、(運動を)する」の play。英語を母国語としない子どもたちは、この play を「遊び」と捉えていることが多く、Christmas play の感想を書きましょう、という授業のときに、「クリスマスには、外でみんなと走ったり、ブランコに乗ったりした」と、クリスマスに遊んだことを書く子どももいます。お家で、一言 play には劇の意味があることを伝えておくといいでしょうね。
さて、イエス・キリストの生誕というのは、とても大切なお話です。イースターやクリスマスなどキリスト教にまつわる祭日もありますし、授業でもキリスト教について学習するため、子どもたちにイエス・キリストの生誕=Nativity(ナティビティー)についてお話をしてあげてほしいと思います。Nativity のお話はこちら。
私もイギリスの小学校で初めて Nativity について聞いた時に、ようやく街にあふれているキリストの飾り物やクリスマスツリーやプレゼントを贈る意味もわかりました。こういうことがわかるとイギリスでの生活も少し楽しくなりますね。
コメントを残す