新年度

 イギリスは 9 月が新しい年度の始まりです。ちょうど新年度が始まり、一か月が経ちました。

 夏休み前には、新しいクラスがすでにわかっていますし、6、7 月中に数回(多い学校では1週間)新しい先生と新しいクラス、そして新しいクラスメイトと一緒に過ごしています(インダクション ディ)。そのため、子どもたちは比較的落ち着いて、新年度のスタートが切れているように感じます。

 新年度と言えども、入学式も始業式も何もありません。初日から通常の授業が始まります。お弁当、または School Dinner を初日からしっかりと食べ、本当に通常の一日です。日本からいらっしゃる方は、あまりにも何もないので、少し寂しいとおっしゃいます。私もわかります、その気持ち。ただ、子どもたちは、半日授業や変則的な授業がないため、新しい環境に慣れやすいようです。

 1 年生からは通常の授業ですが、Early Years(1 年生になる前の学年。イギリスは 5 歳から義務教育が始まるので、5 歳になる子どもたちが通う。)は、少し違います。
・半日だけの登校
・9 月から 2 月生まれの子どもは午前中、2 月から 8 月生まれの子どもは午後登校
・最初の数日は先生が家庭訪問をするため、登校しない
など、学校によって様々です。8 月生まれの子は、4 歳になったばかり。その子たちももう、小学校というのは、ちょっと早い気もしますが、Early Years では、遊びを通して社会性を育んだり、絵本の読み聞かせをたくさんしたり、授業らしい授業はまだ行いません。今日は 2017 年 9 月 29 日(金)。新年度が始まって一か月が経ちました。Early Years の子どもたちも少しずつ授業が始まってきました。と言っても、机にすわって・・・というようなものではなく、絵本の読み聞かせや、ナーサリーライムを歌うような感じですね。

 新年度だから特別、ということではなく、本当に通常通りすべて行われていきます。子どもたちも少し疲れが出てくるころです。平日でもなるべく早く寝るようにし、体調を整えて過ごしてほしいと思います。

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