Book Review:Year 2 の子どものwriting
Year 2 のTopicの授業で volcano (火山) について勉強します。Topicでは、理科や社会だけではなく、英語や算数などの授業にもからめて、理解を深めていきます。社会には地理の要素を含めて、火山が多い地域としてハワイを紹介します。また、英語ではそのハワイの様子がわかるお話「MUSUBI MAN」を読んで、そこから話を書いたり、Book review (本の評論、本の紹介)を書いたりします。(MUSUBI MANに関してはこちら⇒MUSUBI MAN, MUSUBI MAN その後)
今日は、そのBook review を紹介します。
MUSUBI MAN というのは、白米が大好きなハワイに住む女の人が、ある日、人の形におむすびを作り、ハートの形をした梅干をそのおむすびに入れたら、そのおむすびが、突然、動き出しました。これがMUSUBI MAN です。女の人は、MUSUBI MAN を追いかけます。犬や鳥も一緒になって追いかけます。海辺に来たMUSUBI MAN はサーファーのボードに乗せてもらい、女の人たちから逃れます。サーファーはそのMUSUBI MAN を食べようとしますが・・・・。
というお話。これを子どもたちがどのように説明しているか、実際に子どもたちの書いたBook review を紹介します。イギリスの学校では、子どもたちはそれぞれのレベルに合ったグループで学習していきます。こちらの4枚のBook review は、そのグループ別の子どもたちのものです。上からサポートが必要な子ども、一番下の作品はクラスでも一番文が書ける子どもの作品です。
Book review ではなるべくシンプルな文章でまとめます。この4つの作品を見る限り、みんな上手に書けていますね。前回、お話したVCOPで接続詞のbecauseやthenもみんな使っています。また、句読点もきちんと使えていますね。
ちなみに、この日の授業は、子どもたちが実際にMUSUBI MAN を作ったんですよ。
どうやっておむすびを作るか説明している私。
実際に子どもたちがMUSUBI MAN を作っています。
できあがったMUSUBI MAN。
実は、このMUSUBI MAN、翌日には学校から姿を消してしまうのです。
一体、どこへ行ってしまったのか・・・
子どもたちは自分のお話を書きます。ロンドンへ行ってしまったというお話もあれば、ハワイへ行って、火山を見に行った、というお話もあります。
また日本へ行って、お友達を見つける、というお話を作った子もいます。
子どもたちの想像する力を大切にして、作文に力をいれます。また、どうやって作文力をつけるかはお話したいと思います。
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