勉強会

2022 年の目標の一つに「2 か月に 1 回は勉強会を開催する」ということがあります。私は自身が開催するジョリーフォニックス総合トレーニングにフル参加くださった方全員を無料の「J Phonics Fan」という会員サイトにご招待しています。このサイトではみなさんの悩みやアイデアを投稿しあったり、教材をシェアしたりしています。なかなか自分がそのサイトを上手に使えないでいて、申し訳ないな~と思うことも多々ありますが、みなさんがいいタイミングで「悩み」相談等してくださるので、なるほど、と自分が学ぶ場にもなっています。

さて、私は数年前にもしかしたらこの世からいなくなっていたかもしれないような大病をしました。しかし運よく命を救ってもらい、こうして生きているわけですが、そのときになぜ自分が助かったのか入院中にすごく考えました。私が生かされたのは、自分ができることを一人でも多くの人に還元するためだ、と感じました。

「はじめてのジョリーフォニックス」「はじめてのジョリーフォニックス 2」を出版させていただきシンセティック・フォニックスの指導はもちろんですが、自分にできるのはこれだけではないはず。特別支援教育でもある程度経験を積んできている。これらをシェアする場を作り、みんなに自分の持っているものを伝えていきたいと思うようになりました。その一つが J Phonics Fan での「勉強会」。

前置きが長くなりましたが、第 1 回目の勉強会は「自閉症スペクトラム(ASD)のある児童生徒への英語の指導」と題して、ASD についての理解を深め、経験をシェアする場を設けました。私は一般的な ASD についての話しをしましたが、実践発表してくださった 5 名の先生方が素晴らしい!試行錯誤で失敗もたくさん重ねてきて、その結果見えたことなどのお話を聞かせていただきました。

50 名の方がご参加くださいました。フィードバックからも学ぶことがたくさん!

共通して言えることが、「一人一人のニーズに合わせる」「個を見る」ということ。A さんにうまくいったことが B さんにもうまくいくとは限りません。だからこそその子の得意なことと苦手なことを知ることが必要。また、子どもたちの声を聞くことを忘れないということ。こちらの思い込みや押し付けではなく、子どもが何に困っているのかを聞くことは当たり前のことだけれど、結構できていなかったりします。

そして、私は理論を知ることはとても重要だと思っています。やたらめったらとあれもこれも試すのではなく、理論がわかっているだけで、その子へのサポートが近道になるからです。感覚に関して過敏または鈍麻という特性を持っていることを知れば、まずはその環境を作っていくことができます。見通しを持てるように視覚の時間割をつくれば、きっとクラス全体も楽になります。

こちらは私が実践した一例です。目の前に何を行うのか視覚化し、それが終わったら右手にある Finished に入れていく。また、机の上の緑色のシートは勉強するときに使用し、裏返すと黄色になり、それはお絵描きや粘土遊びなどに使用する、というようにしました。

今年度は私は ASD のある子どもたち 7 人の担任です。知的障害もあるので、今までの自分が向き合ってきた子どもたちとはまた違っていて、本当に勉強の日々です。今回の勉強会でもそっか!ということがたくさんありました。こんなことを学べる仲間がいるというのはありがたいです。オンラインが普及し、イギリスと日本をつないで2時間、学び合った勉強会。次回は「デコーダブルブックス」についてかな・・?

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