【お礼】Jolly Phonics Follow-up ワークショップ

Zoom を使ったワークショップ「Follow-Up」セッションが先ほど終了しました。話が多くなり、時間を越えてしまいましたが、みなさまには最後までお付き合いいただけてうれしかったです。

今回、悩みや疑問にみんなで答える、というワークショップを行ってみました。みなさんからいただいた悩みや疑問は大きく 6 つに分けることができました。

1. 5 つの基本技能の指導について

・ブレンディング(子音+母音)がうまくできない子にどうしたらいいか

・4 線をうまく使えない子にどうしたらいいか

・ディクテーションに時間がかかる   など

2. ひっかけ単語について

・なかなか覚えられない子にどうしたらいいか   など

3. 指導の流れ

・3,4 歳クラスでブレンディングやセグメンティングをどうしたらいいか

・同じパターンでいいのか   など

4. 支援が必要な子への指導

・反応が少ない子へのアプローチ

・活舌が弱い子への注意点   など

5. 語彙

・語彙力を増やすためにどうしたらいいのか

・デコーダブル・ブックスに使われる単語に疑問がある   など

6. その他

・途中から入会する子への指導   など

みんな同じような悩みを持っているな、と思いながら、いろんなアイデアを出し合ったり、ご自身がされている方法を紹介したりしていきました。私からもわかる範囲でお話させていただきました。

4 線について、さまざまなノートも販売されていますが、その子にあったものを使っていくというのが大切かもしれません。私は形がある程度取れることを重視していますので、4 線はすぐに使いませんが、ある子にはいいけれど、ある子にはあわない、という4線も出てきます。そこは子どもを見て決めていきたいですね(学校でもそうしてほしいなぁ。みんな一斉に同じものでなくてもいいのにな、とつくづく感じます。)

また、共通していた疑問として「単語をどこまで教えたらいいのか」ということでした。ということで、以前、「研修(Speech, Language and Communication Needs)の覚書」で紹介したことをみなさんと見ていきました。とても大切なことが書かれていますので、よろしければ参考にしてください。

早速、フィードバックも送られてきました。紹介しますね。

今日も「経験知」「焦らないで大丈夫」「安心感」という言葉が印象に残りました。「安心感」のある中で「子どたちに自信を付けさせてあげたい」と思います。

よく「レディネス」という言葉を使いますが、経験を積ませてあげることは本当に大切です。今日のキーワードになりましたね。

こちらが最後にみなさんに考えていただいた質問です。よろしければこれを読んでいるみなさんも考えてみてください。

①「何のために」子どもたちにフォニックスを教えますか?

②「何歳までに」「何が」できるようになってほしいのですか?

ご参加、本当にありがとうございました。

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