2021 年の一番の思い出は「特別支援学級」創設!

2021 年があと 1 日で終わろうとしています。今年も Covid-19(新型コロナウイルス)に翻弄された一年でした。特に、私は 1 月にまさかのコロナウイルスに感染したため、それをより強く感じています。(コロナウイルスに感染したときの覚書はこちらから【覚書】コロナウイルス。)

さて、私には、学校関係でもう一つ、大きな出来事がありました。このブログでもお話ししなくては~と思いながら、ブログを書く時間もないくらい忙しくなったわけで、その理由と言うのが、2021 年 9 月から特別支援学級の主任になったからなんです。ずっとずっとやりたかった仕事がまさか!のタイミングで舞い込んできました。

通常、イギリスの公立学校には日本のように特別支援学級の数は多くなく、支援学級がある学校の方が少ないです。これはインクルーシブ教育が進んでいるということもあります。しかし、近年、重度の障害をもった子どもたちが通常の学校に増えてきています。その理由として、特別支援学校の定員がいっぱいになってしまっていることが 1 つ。そして、もう一つは、支援学校に行くには、EHC Plan (Education, Health, Care Plan) という障害があることの認定書が必要なのですが、この EHCP が小学校入学までなかなか降りないため支援学校に入れず、通常の学校に入ってくることが理由です。

私が勤務している学校では、昨年はレセプション児童(60 人)の中に自閉症スペクトラム障害 (ASD) のある児童が 3 人、そして、今年は 4 人入学してきました。計 7 人の ASD のある児童。通常であれば、通常の学級で学ぶのですが、言葉もまだ出ない子たち。昨年の 3 人の子どもたちは教室に入ることも難しく、多くの子どもがいる中での学びも負担になってしまいました。この 4 人の子どもたちが入学してくるということが分かった時点で、私の勤務校にも特別支援学級を作ることになったのです。これが決まったのが 6 月末。校長と来年度の話しをしていたときに、当時はクラスの TA をしていた私ですが、「できれば特別支援に関わる仕事がしたいな~」と言ったら、校長の目がキラリ!と輝き、「実は・・・」とこのクラスを作ることを伝えられ、私の特別支援に関する知識や経験など質問してきました。たとえ、同じ学校の職員であっても求人広告をして面接をしないといけないので、「OOに求人広告するから、すぐに申し込んで!」と言われ、その後、応募、面接、合格、という流れで、9 月から特別支援学級の担任になったわけです。

ここからが「休む間もない」という言葉がぴったりなのですが、本当にゼロからの教室運営開始。まずは教室づくりですが、これも新年度が始まる 5 日前にようやく部屋が決まった、ということで夏休み中に教室を作ることもできなかった。ここに書き出すときりがないくらい「え???」ということが多々ありましたが(学校運営などね。特別支援教育あるある)、ようやく怒涛の今学期が終わりました。

とにかくクラスとして成り立たない 9 月からみたら、12 月には子どもたちが席について授業を受けてくれる(10 分間も!)ようになりました!!名前を呼んだら、私の顔を見てくれるようになったとか、パニックになって大人をひっかいてしまう子が私の顔を見たらパニックが収まるようになったとか(私の手のひらはものすごいひっかき傷が残っています)、朝、私の姿を見ると駆け出してくるとか、もう、かわいくてたまらない♡毎日、忙しいけれど、この子たちに会えることがうれしくてうれしくて。イギリスの小学校で働き始めて 20 年近くになるけれど、こんなに学校に行くことが楽しいと思わなかった、というくらいです。

ということで、2021 年の一番の思い出は「特別支援学級創設と子どもたちの成長」!来年は ASD 関係で新しいことを勉強をさせてもらえるようで、今からワクワクです。それこそ、ここで紹介していかなくっちゃね。

最後になりますが、2021 年もありがとうございました。2022 年はコロナが収まることをただただ祈るばかりです。みなさまにとって素敵な一年になりますよう心よりお祈り申し上げます。2022 年もどうぞよろしくお願いいたします。

2021 年 12 月 31 日 山下桂世子

(個人的な話では愛犬のヘイミッシュが 5 キロのダイエットに成功したことも大きな思い出。)

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