【覚書】コロナウイルス(後遺症について4/7まで追記アップデート)

 今日は2021年2月1日です。COVID-19(コロナウイルス)が一気に感染し始めて1年になります。昨年2月の時点では、ここまで世界中に感染する(pandemic)なんて思ってもいませんでした。また、たくさんの方が亡くなったり、苦しんだりするとも想像もしていませんでした。

 イギリスでは日本以上に感染拡大が進んでおり、2020年3月、11月、そして2021年1月に都市閉鎖(lockdown)となっています。1回目と3回目のロックダウンでは、学校も休校となっています。が、キーワーカー(医療従事者、スーパー従業員、ごみ収集人、学校で勤務する人など)は基本、働きます。学校はこうした方の子どもたちと vulnerable children (障害等ありサポートが必要な子ども)は登校を認められています。子どもたちの学びを止めないためにも、学校もがんばってオンラインで授業を行ったり、家でできるサポートをオンラインで紹介したりしています。BBC(英国放送協会)ではこんなサイト「Lockdown Learning」も作成し、子どもたちがお家でできる勉強を紹介しています。(このサイトの中の Learning at home は学年別にお家でできる勉強が紹介されていていいですよ!ぜひ見てください!)

 

 さて、今回、見出しで「覚書」と書いたように、私自身、このコロナウイルスに実は感染してしまったのです。「まさか自分が」という思いと「やっぱり」という部分がありました。多分、感染源は学校です。上述したように、キーワーカーはロックダウン中も仕事があります。私も学校で勤務していますが、1月11日(月)に、同僚が感染した、と知らされました。ただ、私と彼女との直接の接触はその前の週の1日(水曜日)のみで、マスクをしていたし、距離も取っていました。私と別の同僚もやはり感染していました。その彼女は木、金と一緒に仕事をしていたそうです。

陽性と出るまでの経緯
●同僚が感染したという知らせを受けた月曜日から咳が出始める。本当に軽い咳。
●水曜日から膝から下がだるく、筋肉痛のような感覚。体も重く感じる。喉も痛くなり、「風邪かな?」という症状
●木曜日に熱が出始め、ご飯の味が一切なくなり、「あ、これは感染した」と実感。
●金曜日に朝一でPCRテストを受けに行き、夕方に「陽性」(positive)と出る。

症状
●熱が上がったり(38.5度くらい)、下がったり(37度くらい)の繰り返し
●味覚・嗅覚が一切なくなる→食欲がなくなる
●体がだるい
●咳がひどくなり、一瞬、呼吸が止まるか、と思うほどのひどい咳が1日あった
●のどが痛い(風邪をひいたような感じ)
●胸部から背中にかけて、触るとひりひりするような感覚過敏が続く
●頭痛がひどい。薬を飲んでも、寝ていても眉からおでこのあたりがズキズキ痛む
●異常な喉の渇き

NHS(国民保健サービス)
 陽性と分かった日から、NHSからメッセージが届きました。self isolation (自己隔離) を伝えられ、症状が急変した時にすることなどを伝えられました。3日おきくらいに電話があり、症状が出始めた日から10日目に自己隔離期間終了と言われました。NHSは無償なのですが、本当に細かく連絡をしてきて、話も聞いてくれました。(ちなみに、私の同僚は私以上にひどい症状で、一日、入院したそうですが、本当に丁寧に対応してくれた、と感謝しているくらい、)私もNHSに感謝しています。

後遺症
 10日目にNHSから熱が出なければ外に出て大丈夫、と言われましたが、頭痛も続いていたこと、疲れがひどいことがあり、仕事復帰は無理、と判断。結局、机に向かってパソコンを打てるようになったのは最初の症状の咳が出始めてから2週間後の月曜日でした。その3日後くらいに、ようやく3,4時間座っていられるようになりました。

 今日で咳が出始めてちょうど3週間です。昨日、一昨日の週末に4.5時間のオンライントレーニングを開催できるまで復活はしたのですが、終わるとぐったり。すぐに横になりました。このとき感じたのが、息切れがするということでした。長時間、話をしていると苦しくなります。また、階段を上り下りするだけでも、少し息が切れます。

 また、何よりもつらいのが、味覚・嗅覚異常がずっと続いていること。私は食べることと呑むことが大好きなので、食に喜びを感じられないということがこんなにもつらいこととは思ってもいなかったです。食欲がないため(食べられなかったし)、体重も1.5キロ減ってしまいました。今は無理にでも食べるようにしているため、体重も少し戻りました。

追記 1 (2021年2月9日):この投稿をした翌日、微熱が出始め、1週間続きました。また、睡眠がうまく取れなくなっていて、これも後遺症の一つかもしれない、と感じます。

追記 2  (2021年2月10日):今朝、コーヒーを飲んだら、苦みを少し感じました。嗅覚は少し感じるような感じないような。でも、味覚を感じた時には本当にびっくり!うれしかったな~。もともと副鼻腔炎があり、片頭痛もひどいのですが、この吸引器を使うと奥の方にある鼻水も吸引でき、片頭痛が減るため、今朝、使ってみたのです。そうしたら、鼻がすっきりし、なんとなく匂いが感じたような気がします。昨日、あまり眠れなかったためか、今日は比較的眠れました。

追記 3 (2021年2月11日):今朝は残念なことにコーヒーの苦みは感じられませんでした(悲)。しかし、家の中に干していた洗濯物の柔軟剤の匂い、カモミールティーの匂い、そしてハンドクリームの匂いがほのかに感じられました。柔軟剤とハンドクリームの共通点は「アーモンド」入り。もしかしたらアーモンドの匂いに反応したのかな?そして、カモミールティーの味もわかりました!夕食の支度中、しょうがの香りがしました。また、夕食は(イギリスの)ソーセージにグレイビーソースをかけたものでしたが、ほのかにソースとソーセージの味が!それ以外の味はありません。睡眠ですが、ベッドに行った時間が遅いにも関わらず、今朝4時に目が覚め、それから眠れず、ベッドでごろごろ。ふと眠りに入ったと思ったら目が覚める、の繰り返し。今日は片頭痛あり。

追記 4(2021年2月12日):毎朝、10種類近くの野菜と果物を絞ったジュースを飲んでいますが、今朝はその味がなんとなくしました。コーヒーの味・香りはなし。マーマレードの味もかすかにしたような気もします。夕ご飯で肉じゃがと照り焼きチキンを作ったのですが、なんとなく醤油の味が感じられたような・・・。おやつに食べたチーズ味のクラッカーからほのかにチーズの味?がしたような気もします。
3日前のあの「無臭・無味」から比べと、生活に色が付いた、という感じです。3日前までは色で例えるのなら「無機質な白」。鉄のような硬さの中にいたようなのですが、周りがちょっとふんわりと柔らかくなってきたような感じ。
今朝も目が覚めましたが、6時までベッドの中でがんばった(いや、起きればいいんですが)。
何よりも大きな一歩が、やろう!というやる気が出てきているところ。

追記 5 (2021年2月13日):今朝はコーヒーの味がまだなく、ちょっとがっかり。でも、マーマレードの味が昨日より鮮明になってきた気が・・。
 おやつにチョコレートを食べたら、その甘みが感じられ、チョコレートの味がわかりました。匂いはまだなかったのですが、夕ご飯の支度を始めるためにダイニングへ行ったら、甘い香りが・・・。フリージアの香りがほんわりとしてきたのに気が付きました。ご飯もスズキの味、みそ汁の味、大根の味、なめたけの味が!感動!!!デザートにコーヒー&クルミケーキを食べたらその味も。そして、何より一番うれしかったのが、コーヒーを淹れたら、その香りがして、味も感じられました。涙が出るくらいうれしかった。まだ、完ぺきではないけれど、かなり戻ってきたのを感じた夜。
睡眠は相変わらずです。でも、夫曰く、「眠りが深くなっているようだ」そうで、その分、早く目が覚めてしまうのかも。
買物に行きましたが、疲れはやはり出るし、脚のだるさはなかなか取れません。
でも、こんなに匂いも味も戻ってきたのであれば、今の時点では十分と思えるくらいです。今後は、何か変化があったら、追記していきますね。

ちなみに、夫も私と同時期に感染しましたが、症状は違います。特に後遺症は夫の方がつらそう。頭痛、脚のだるさ、倦怠感、眠気。味覚嗅覚は全くなくなってはいなく、かすかに感じていたそうです。

追記 6(2021年2月19日):この一週間、全く変化がありませんでした。味覚嗅覚に関しては、味がした、と前回書きましたが、翌日にはすべてなくなりました(涙)。その翌日に、あ、なんとなく感じる、と思っても数時間後なくなる、そんな繰り返しです。これを書いている今日は、お昼までは全く何も感じなかったのですが、散歩の後にコーヒーを淹れたら、豆を挽くところから香りがし、味もコロナにかかって以来、一番感じられました!コーヒーが大好きなので、一口飲むたびに「オゥ!」と喜んでいます。一緒に食べたビスケットも味がありました!きっと、また消えてしまうだろうけれど、こんな感じです。

今週はオンラインで研修を行っていますが、参加くださった方から、「息切れしているようですが、大丈夫ですか?」と連絡をいただきました。自分では普通に話しているつもりですが、やはり息切れしているんですね。散歩から帰って来ても、やはり、しんどいですね。

追記(2021年4月7日):前回から1か月半ほど追記をしなかったのですが、この間は味覚嗅覚に関してアップアンドダウンでした。

3月中旬に第1回目のワクチン接種(アストロゼネカ)を行いました。その日の夜中は寒気で数回目が覚め、翌朝は風邪の症状がそのまま出て、腰が痛く、寒気、発熱、のどの痛みがありました。接種時に48時間はそうした症状が出る、と聞いていたので、まさにこれか、という感じでした。薬はパラセタモールなら飲んでも大丈夫ということだったので、鎮痛剤として服用。翌日は接種した部分が痛いものの、風邪の症状はなくなりました。

この後、お腹の調子が悪い日が数週間続きましたが、これは本当に風邪なのかもしれません。夫も同じように腹痛が出ました。

 

対策
 これはずっと言われ続けている「ソーシャルディスタンスを取る」「手洗い」「マスク」「消毒」の徹底です。これで予防できるのなら、しましょう!完璧ということはないけれど、できることはしましょう(イギリスはマスクが徹底されていない!)。

 

 

 

 

 

感じたこと
 今回感じたことは、「恐怖」でした。ニュースでも毎日のようにコロナウイルスに関して聞いていることもあるのですが、よっぽどでなければ病院にも行けない、という思いが強くありました。かと言って、特効薬は何もなく、市販の薬を飲むことくらい。しかし、この薬が効かない。このまま永遠に治らないのではないのか、という思いと、熱のアップダウンがひどく、いつ熱が襲ってくるかわからない不安(2019年に肝膿瘍で入院したときも、悪寒戦慄がいつ襲ってくるのかわからないという恐怖を抱いたのと似ている)がものすごく印象に残っています。光が見えなかったのです。2週間経って、ようやく机に向かえるようになって、光が差してきたような感じになりました。

 また、コロナウイルスは誰でも感染するものだということ。心のどこかで「自分は大丈夫」なんて思っていたら、こんな風にすっと入り込んでくるのです。きっと、ウイルスはどこにでもあるんです。でも、みなが感染しないように十分気を付けていれば、ウイルスは私たちの中に入ることができず、私たちも感染しない。しかし、今回、私は仕事始めにちょっとストレスを感じていて精神的に弱っているすきをウイルスは見逃さずに狙って入ってきた、というような感じです。

 そして、何よりも深く感じたのは、人への敬意と愛情。今回、NHSの方々(医療従事者)には心より感謝しています。私以上に重症の方を看てきて本当に心身ともにつらいと思いをしていらっしゃると思いますが、人の命を一番に考えてくださっています。その方たちへ心より敬意と感謝を送りたいです。日本では医療従事者の方への差別があると聞きます。なぜそんなことができるのか・・・不思議でなりません(きっとそういう方は、自分は「例外」と思っているんでしょうね。いつだれがかかってもおかしくないことを理解していないのかな)。

 同僚も仕事の負担が大きくなってしまっているのに、とにかく体を治すことが一番大切なこと!と言ってくれ、涙が出るくらいやさしさに感謝しています。

 私が苦しんでいるときに、たくさんの方から心のこもったメッセージをいただきました。こうした一言が心に響いています。愛情が一番の心の栄養です。感染予防も大事な人が苦しまないようにするための私たちにできる愛情だと思っています。自分が感染したのに何を言っているのか、と思われるかもしれませんが、かかったからこそ分かったこともあります。

 自分がここまでひどくなるとは思っていなかったことです。そして、夫にも感染してしまったのですが、彼は高熱がずっと続き、今も頭痛と咳に悩まされています。自分の大切な家族がこうなってしまって、本当につらいんです。大切な人を苦しませないということということが身に沁みています。

 みなさん、甘く見ないでください。本当に本当に油断されずに自分と大切な人の身を守ってください。

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