2021 年夏のトレーニング、ありがとうございました

2021 年夏はジョリーフォニックス総合トレーニングを 2 回、ジョリーグラマー 1 のトレーニングを 2 回開催し、たくさんの方に受講いただきました。ありがとうございました。

ジョリーフォニックス総合トレーニング

初受講者の方と再受講者の方がいい具合にミックスされ、みなにとって刺激ある 4 日間となったと思います。18 時間のトレーニングが長いとは感じず、あっという間だった、次の日が待ち遠しい、という声を聞くことができ、私としては大変うれしい限りです。

☆意義のある内容の濃い18時間でした。ジョリーフォニックスについて、いかに表面的なことしか自分が理解していなかったのかを痛感しました。

☆Jolly Phonicsの専門的な知識から、家庭でも実践できる内容、また特別な支援が必要な子供たちのお話まで幅広くお伺いすることができとても充実した18時間でした。

トレーニングを受講するまでは「文字と音」の関係を学ぶものと言うイメージでしたが、本当はそれらの知識を操作する力を身につけて、英語の綴りを自分で読み書きできるようにすることが目的であることを知ることができ大きな発見に繋がりました。

今回こちらのトレーニングに参加しなかったら知ることができなかった内容ばかりで、参加させて頂いて本当によかったです。

☆ティーチャーズブックを読むだけでも、概要や具体的な教授方法が実に丁寧にしっかりと事細かに記述されており、そして日本語を母語とする学習者の立場にたって深く考えられた内容が随所に見られ、本当にそれだけでも十分「教えやすい」ものになっていると思っておりましたが、この度の受講を通して、改めて山下先生のより多くのアイデアや工夫、思いや技能が惜しげもなく提供され、私にとって初めてのフォニックスの勉強でしたが、今までモヤモヤしていた感覚(・・・中略・・・)、それら全てがこの受講のおかげで、一気に水を得た魚のように活気に満ちながら学ぶことができました。

ハンドアウトや資料だけでなく、随時、受講生ページに関連資料や追加資料、動画がアップされ、実際のオンラインレッスンの時間以外の、自学の時間にも、先生のサポートを受けている感じがしました。

☆私が教師となってからしてきたことをふり返り、教師としての自分がどう在りたいかということをものすごく考えました。

☆指導者として実際に授業をしてみて、ジョリーフォニックスの指導手順には、それぞれ意味があるということを再確認することができました。ただフォニックスを指導するのではなく、ジョリーで指導をするのであれば、それぞれの目的を把握し、しっかりと方法を覚えたうえで指導しなければならないと感じました。

今回のトレーニングでは、ALT の先生方が同じ質で子どもたちに指導できるように ALT の先生が全員受講してくださった某市もあります。また、先生だけでなく、保護者の方の受講もあり、さまざまな視点で指導することを私も学ぶことができた合計 8 日間です。

ジョリーグラマー1トレーニング

グラマーとは何か、なぜ指導する必要があるのか、そして、目の前にいる子どもたちが躓いているところはどこか、ということを最初に考えてもらいました。

☆ジョリーフォニックスとグラマーにおいて「学ぶ順番」の緻密さには常に感心させられ、フォニックス1から2、フォニックス2からグラマー1と連続して受講できたことが、私にとってはまさに手ごたえだった。子供たちが段階を踏んで理解していけるように、語彙や文法の選定がなされていること、自分もレッスンでそうした気配りをしなければならないと再確認しつつ、次のグラマー2は、いったいどうつながっていくんだろうと、次の手ごたえにも非常に関心を持っている

☆ジョリーグラマーのレッスンの流れ、方法、生徒さんの理解を助けるPropなど、網羅的に説明されていて、とてもわかりやすかったです。

☆受講するまでは、とにかくジョリーフォニックスを早めに終わらせて、早く会話のレッスンへと以降したいと思っていました。ところが、今回のトレーニングを受講して、これはシステマティックにジョリーグラマーへとつなげて指導するべきだと確信しました。もちろん、ジョリーフォニックスだけでもとても有効な指導方法だと思いますが、やはりジョリーグラマーへと続けて「丁寧に時間を割いて」英語の仕組みを教えてあげることがゆくゆくは生徒さんたちにとってかけがえのない英語力の土台となると思いました。

☆実際の指導法については、SpellingとGrammarの二本立てで、ワークブックに忠実に沿って指導することが子供たちにとっても分かりやすく身につく進め方だと学び、講師側にとってもレッスンを進めやすいと感じました。

☆何を学ばせたいか、何が目的なのかがはっきりしていることが大事で、そのためにどういう活動が必要で、どういう資料や手段が有効かを考えていくことが重要だと思いました。

ジョリーフォニックスからグラマーの流れが見えると、42 音の基本の綴りと同音異綴り、ひっかけ単語を教える際に、何に注意して指導するかが見えてくるという面もあると思います。目の前の子どもたちが笑顔になるために・・・躓かないような指導を心がけていきたい、という感想をたくさんいただいた夏のトレーニングでした。みなさま、暑い中、本当にありがとうございました。

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