2021 年 7 月 日本への一時帰国 その 3 ホテルと隔離
2021 年 7 月に日本へ一時帰国した際の覚書その 3 ホテルと隔離についてです。
思った以上に早くバスに乗り込むことができ、いざ、ホテルへ。
入国前にターンテーブルのところで私は担当の方からホテル名を聞いていたのですが、その際、一緒にいた人が「有明のホテルね」と。東京のことがわからない私は遠いのかどうかもわからなかったのですが、バスで「ホテルは〇〇ホテルの羽田空港です」と。え?羽田空港???
はい、バスに乗って 1,2 分でホテルに到着しました(笑)。これはうれしい誤算!バスを降り、ホテルの受付へ。めちゃくちゃきれいなホテルじゃん。
受付では丁寧に 6 日間の隔離についてお話をしていただきました。隔離中絶対に行うのは
・毎朝、My SOS のアプリに体温と健康観察を記録
・3 日目と 6 日目に PCR 検査(唾液)
です。そして、
・扉は開けない
・3 食お弁当が配布されるけれど、アナウンスが入るからそれを聞いて指示に従うこと
を守るように言われました。
部屋に入ったのは午後6時15分頃でした。飛行機が着陸して約4時間でホテルのベッドで一休みできました。
実はこのホテル、新築だったんです。まだ、開業していないため一切写真等を SNS にのせないということでしたので、ホテルについては何も紹介できません。
以下、6 日間の隔離で感じたことなど
・お弁当
3 食、立派なお弁当がいただけます。ただし、私が滞在したホテルは味噌汁や生野菜が一切ありませんでした。ただし同じ時期に関空へ飛んだ知人は毎回サラダやスープ、また朝はヨーグルトなどがお弁当と一緒にあったそうです。ホテルによって違うようです。
お弁当は各部屋に配られますが、「今からお弁当を配ります」「配り終えました」というアナウンスが入りますので、それに従って扉のノブにかかっているお弁当を受け取ります。
朝食
昼食
夕食
以上のようなお弁当でした。とても豪華です。味もよかったです。残したらもったいない、という思いがあるのですべていただきましたが、(贅沢は言えませんが)三食お米のご飯は苦しかったです。
・アマゾン
お弁当で味噌汁があったら・・・と思ったのでアマゾンで注文。全く問題なく使えます。注文した内容と宅配予定日をコールセンターに伝えます。
・差し入れ
私の友人がなんと差し入れをしてくれました!とてもありがたかったです!ただ、中身をすべてチェックされたそうです。
・アルコール
健康観察中ということでアルコールは禁止。でも、ノンアルコールビールは友達の差し入れでも OK でした。
・洗濯
毎朝 7 時からコールセンターがオープンするので、そこに電話をしてコインランドリーを予約します。6 日間とも混んでいたため、コインランドリーを使用することはできませんでした。私は、洗濯を自分で手洗いで行うことを想定していたため、折り畳みのハンガーをもっていきました。また、このピンチをもっていったのですが、大活躍!
・Wi-Fi
やはり混む時間帯はつながりにくいことがあります。Wi-Fi 用の受信アンテナを持っていると便利かもしれません。
6日間の隔離生活、絶対大変!と思っていましたが、オリンピック開催と重なったため、テレビでオリンピック観戦したり、友達とビデオコールしたり、仕事をしたり、と思った以上に早く時間が経っていきました。また、ホテルのテレビでヨガなど観れたので体はとりあえず動かせました。
6 日目(最終日)
最終日は朝、検査用のキットが配布され、午後 2 時半ごろその結果が出ました。その後、午後 3 時半ごろにホテルを出てもよいというコールをいただき、即チェックアウト?バスが待機していてくれ、数分後には羽田空港に到着。
午前中に荷物など詰めておくと、コールがあったときにすぐに部屋から出られます。
7 日目~14 日目
この 8 日間は自主隔離です。公共交通機関は使えませんので、私は兄に車で愛知から迎えに来てもらい、そのまま実家へ帰りました。実家では(暑さもあったし)一歩も家から出ずに 8 日間を無事に終えました。
この間、一日に数回、保健管理センターから担当の方からの電話、もしくはアプリに現在所在地を知らせる、または AI がコールしてくるので、今、自分がどこにいるか 30 秒の動画を送るようにという指示がありました。しっかりしていましたね~。
最後に
帰国者へのホテルや食事など税金の無駄、という声をよく聞きます。私も最初はそう思っていましたが、バスに乗った時に「あ、バス会社の人もホテルもお仕事があるんだ」とふと感じました。強制にしなければ、勝手に自分でどこかへ行ってしまう人もいるでしょう。こうなるとコロナ感染を抑えることもできませんし、また、バス会社やお弁当のケータリングサービスなどにも定期的にお仕事が入らないのでは、と感じました。私は税金でこうした恩恵を受けた身分なので威張って言うことではないけれど、国のこの政策に感謝しています。また、羽田空港で担当してくださった方々、バスやホテルの方みなさんに感謝です。ありがとうございました!
コメントを残す