学校で習い事

今回、本記事をアップした後に、Mrs B さん、Chun さん、がんもさんがご自身のお子さんが通ってみえる学校での情報をいろいろとコメント欄に残してくださっています。
ぜひ、そちらも併せてお読みください。私も知らなかったこともあり、とても参考になります。
本当にありがとうございます。この場を借りてお礼申し上げます。


イギリスの学校で勤めていると、本当にいろいろと「え?」と思うことがあるのですが、今回はそのうちのひとつ、「学校で習い事をする」ことを紹介したいと思います。
イギリスの小学校では、大きく分けて以下の方法で学校で習い事ができます。
(1) after school club (アフタースクールクラブ)
授業後に、学校でサッカー、美術、パソコン、ガーデニング、クラフト、ジム、ラウンダーズ (野球に似たスポーツ) などに参加するもの。日本だと、部活動の一貫のような感じですが、イギリスでは授業が終了すれば、部活動などありませんので子どもたちは帰宅します。しかし、一回数ポンドほどの受講料を払えば、こうしたクラブに参加することができます。
一回ごとの参加は認められず、ハーフタームごとに申し込みをしなければなりません。
基本、その学校の先生やティーチングアシスタントが教えてくれることが多いのですが、外部からも来て指導してくれることもあります。私が勤めている学校では、サッカーのアフタースクールクラブは、地元のサッカーチームからコーチが来てくれて指導しています。
また、日本人のお母さん方の有志が集まって、折り紙クラブなどしているということも聞きます。
(2) ピアノやバイオリンなどの楽器類
こちらは、外部の専門の人が来て指導をしてくれるというもの。普通、授業後に習うのかな?と思いますよね?それが、何と、「授業中に稽古をする」んです!
一回、5ポンド前後で習い事ができるので、とてもお得ではあります。が・・・一回 15~30 分ほど授業を抜け出して、楽器の練習を学校で行うのです。当然、その抜け出した分の授業は未学習になります。
と言っても、子どもたちが授業中に抜けて、違う補習を受けたりすることもよくあるし (詳しくはコチラ)、主要教科 (英語・算数・理科) のときには抜け出すことはしません。
もちろん、授業後に行うこともあるようですが、一対一の指導の場合は、こうした授業中に抜け出して練習するというパターンが多いようです。
他にも習い事に関して、子どもが通う学校ではこうですよ~というものがあったら、ぜひ教えてください。
写真はインドの古典ダンス。この子たちは学校でダンスを習っているわけではないのですが、学校で行事があると、こうして踊りを披露してくれます。手の動き、足さばきなど美しいですよ~。
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