Jolly Phonics を web lessonで -s,a,t, i, p-

4月に入り、小学校1年生になった姪っ子に週に1回ずつ、Jolly Phonics のウェブレッスンをすることにしました。日本で生活している子どもに1週間に1回の授業でどのくらいフォニックスが身に付き、どうやって普段の生活にも生かすことができるのかを書き留めていくことにします。
4月13日 (1回目)
s, a, t の文字と音
この3つの音に関しては、2年前に私が帰国した際、教えていたものです。正直、2年も前の音と文字を覚えているのに驚きましたが。
今回はジョリーフォニックスの Finger Phonics と Pupil Book 1 を使って、もう少していねいにレッスンを行いました。
4月20日 (2回目)
復習
まずは前回の復習からです。s や t の音が “さ、た” という有声音になっていました。それを正しく s, t の発音ができるように指導。
文字と音の導入:今回は i と p を導入。
Finger Phonics を用いて絵の内容についてお話を読みます。
まずは、i の指導から。今回のこのイラストは、ジョリーフォニックスでは主人公になるネズミのインキーです。どうしてインキーという名前になったかも説明します。i の音をアクションを交えて説明。
DSCN2510.jpg
単語を聞く
次にイラストの中にある単語を見て自分で繰り返し、今日習った音が入っているかどうかを確認します。
i では、
「hill の中に i はある?」
と聞くと、
「ない」
と答えます。ここが肝心で、
「じゃ、ゆっくり言うからよく聞いてね (segmenting)。h-i-ll どう?」
と聞くと、
「あった、あった、真ん中にあった」と答えてくれました!
音をつなげる練習 (ブレンディング):
今までに習った文字を使って、i-t が it, s-i-t が sit になる練習を行いました。
書く練習
Pupil Book 1 を用いて、i を練習します。その後、そのページにあるイラストを見て、私が英語でその単語を言い、どのイラストに i を含まないかを聞き取ります。
そして、いくつかの単語を読む練習を行います。
その後、p という音も i と同様、導入しました。p と言う音が “ぱ”となってしまうので、無声音になるように数回にわたって訂正。
次には、present という音を聞いてもらい、
「p の音はある?」
と聞いていきます。
その後、blending (ブレンディング) に入ります。a, t のフラッシュカードを見せ、二つつなげると at という音になることを練習。次に、その at の前に p を置いて、pat (軽くぽんぽんとたたく)、sat (座った)、という単語を読む練習をしました。ゆっくりと文字を一回ずつ発音しながら読むのですが、どうしても p や s は “ぱ” “さ” という音になってしまうので、訂正しながら読ませます。
書く練習:
p pupil book1
Pupil Book 1 を使用して自分で文字を書いてもらいます。また、そのページにある単語を読んでもらい、意味を教えます。そして、そのページにあるイラストを私が読み、p の音 (または i の音) を含まない単語にバツをつけてもらいます。
よ~く聞いていくれていて、ちゃんとどの単語にその音が入っていないかを理解していました。
4月27日(土)(3回目)
復習:今まで習った s, a, t, i, p をフラッシュカードを使って復習。音が正しく出されているかをチェックします。
文字と音の導入:n と c, k
いつものように、n のイラストを見せならが、お話を読んでいきます。
そして、nnnnn という音を出しながらアクションをします。姪っ子の名前は「なおちゃん」なので、「なおちゃんのなだね~」と声をかけると、喜んでいました。
単語を聞く
それぞれのイラストを見ながら、n がつくものや c, k がつくものを私が言います。それをまねしてもらい、意味も確認します。その後、どこに n や c, k が聞こえるか聞いてもらいます。
読む練習
今度は今まで習った文字を使って読む練習です。
フラッシュカードを使って、at, pat, sat, cat を読みます。
なかなか pa, sa, ca を一つの音にすることが難しく、何度も練習。
・・・この練習を何度も繰り返すと、明らかに「飽きてきた~」という表情が見られます (机の上のものを触ったり、私の顔を見なかったり・・・。) これ以上行うと嫌になると判断し、書く練習に移りました。
書く練習
Pupil Book 1 を用いて、いつものように書く練習。
ただ、今日はなぜだか飽きてしまい、早々に切り上げることにしました。
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ジョリーフォニックスを使って、今までに3回のレッスンを行いました。
思った以上に覚えがいいのか、音を忘れていないのに驚きました。ちょっと覚えていないかな?という時には、アクションを行ってあげると、すぐに思い出して正しい音を発することができました。
日本人特有の「子音を母音をつけて発音する (s という音では、さ(/sa/) という音になってしまう)」ことが目立つので、それをどうやって改善していくかが課題。

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