Spring:春
Early Years (reception) 4-5 歳児のトピックの一つに、Spring 春 があります。
イギリスでは教科書がないので、どんなことを学習するかはその学校が決めることになっており、ある学校では動物の誕生を学習したり、ある学校では植物を中心に学習したりします。
Year 1 になると Farm (農場) について学ぶので、動物の名前とその子どもの呼び方をこの段階で覚えていくといいですね。さぁ、ここで問題。以下の動物の名前とその子どもの呼び方は何でしょう?
答え (左が親、右が子ども)
(1) cow, calf
(2) pig, piglet
(3) goat, kid え?kid って子どもの意味じゃないの?と驚きますよね。同じ単語です。カモシカの子も同じく kid。
(4) horse, foal ちなみに pony は小形の馬なので、仔馬ではありません。
(5) duck, duckling アヒル、カモとも同じ単語です。
(6) sheep, lamb sheep は複数形も sheep
(7) cat, kitten
(8) dog, puppy
(9) rabbit, kitten え~?kitten って子ネコじゃないの?と言われそうですが、ウサギやネズミ、ハムスターなど小動物の子どもは kitten です。
(10) chicken, chick 雄鶏は cock または rooster, 雌鶏は hen
さぁ、いくつできました?ウサギの子が結構、難しかったのでは、と思います。
他にも、
カエル - オタマジャクシ - カエルの卵 (frog – tadpole – frogspawn) もよく登場します。
さて、私がたまたま参観した学校では、動物の誕生を学習していました。実際に、学校で鶏の卵を孵化させていたんです。運よく、私が行った日が20羽全部が孵った時でした!
またまたクイズ!次の言葉を英語で何と言うでしょう。
(1) 孵化 (2) 孵化器 (3) 卵 (4) 孵化して出てくる (5) (卵に) ひびが入る (6) ひよこ
答え:(1) incubate, hatching (2) incubator*ちなみに、赤ちゃんが早産で生まれた場合に入る保育器も同じ単語です。 (3) egg (4) hatch (5) crack (6) chick
この日、先生が「もし hatch という言葉を知らない子がいたら、どうやって説明したらいいですか?」と子どもたちに聞いたら、5歳の子どもが
“The egg cracks and a chick comes out from it.” (卵にひびが入って、中からひよこが出てくること) と説明していました。うまいな~と感心してしまいました!
ちなみに、Jolly Dictionary では “To break out of an egg” と説明されていました。
(余談ですが、この辞書、子どもにわかりやすい言葉で説明されていて、おまけに6000個を超える単語が収録されており、イギリスの Year 3 くらいまでの子どもにぴったりの辞書です。簡単な単語で説明をしたいという大人にもぴったりだと思います。)
他にも、春と言えば、花が咲き始めますね。
つぼみ (bud), 開花する (bloom), 開花 (blossom), 水仙 (daffodil:ラッパスイゼン), チューリップ (tulip)
などもよく出てくる言葉です。
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