Topics: トピックス
前回の記事で、古いおもちゃについて更新しましたが、そのときに「トピックとしてひとくくりにすることがある」と書きました。今日は、そのトピックについて簡単に説明しようと思います。
まず、topic トピックは日本語に訳すと「題目・主題」とあります。つまり、そのターム (学期) にどんなことを主題にして学校の授業や生活を進めていくか、という大きな枠組みのことです。これは、カリキュラム (指導学習要領) に沿って決められます。
例えば、前回書いたように、Year 1 では Old toys (古いおもちゃ) について学習します。ですので、これを主題にして、英語の授業でもおもちゃについての授業を行ったり (一例としてこちら)、図画工作の授業でクマの絵を描いたりするのです。
授業の進め方としては、
・トピックスとしてそのタームに何に焦点を当てるかを決めて、歴史・理科・地理というように授業をちゃんとその教科ごとに行う
または
・一週間の時間割にトピックスとという時間枠を取って、その中である週は歴史を行い、ある週は理科を行う
というように、学校によって違います。
しかし、共通しているのが、このトピックのまとめとして、そのタームの終わりには一日「○○の日」が設けてあること。
私が今まで体験した「○○の日」は、
Year 1 の「おもちゃの日」(上記 「Old toys」の一環)
Year 2 の「宇宙の日」(理科の「宇宙」についての授業の一環)
Year 5 の「British Musicの日」(歴史の授業「1930年以降のイギリスの歴史」を音楽を主題にして行ったもの)
Year 6 の「ギリシャの日」(歴史の授業の「ヨーロッパの歴史」の一部)
などなど。
小さい子だけでなく、Year 6 の子どもたちもこうした日を楽しんでいます。もちろん、みんな仮装です!
Year 2 「宇宙の日」
Year 6 「ギリシャの日」
先生ももちろん仮装しますが、一番大変なのは一年に最低1回はこうした衣装を用意するお母さんたちだと思います。特にイギリスのこうした仮装に慣れていない他の国から来たお母さんたち、最初は戸惑ってしまうようです。もしどんな衣装を着せていいかわからなかったら、先生に遠慮せずに聞いてくださいね。
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