Red Nose Day -comic relief-
3月15日は Red Nose Day です。
文字通り、「赤い鼻の日」ということで、スーパーなどでも鼻にくっつける赤い丸い形をしたものが売られているのを目にした方もいらっしゃるかと思います。
(画像はこちらから。)
さて、この Red Nose Day はそもそも何なのか・・・ということですが、チャリティー活動の一環です。
1985年にコメディー作家の Richard Curtis とコメディアンの Lenny Henry エチオピアの飢饉に対応するために作られたチャリティー団体です。その目的は
“bring about positive and lasting change in the lives of poor and disadvantaged people, which we believe requires investing in work that addresses people’s immediate needs as well as tackling the root causes of poverty and injustice.”
(貧困や逆境の生活を強いられている人々の生活を前向きにかつ永久的な変化を成し遂げること)
にあるのです。
多くの学校では私服登校や何か赤いものを身につけてくるように保護者に手紙を出しているかと思います。大抵は£1 のチャリティーを呼び掛けていますので、忘れずに持っていくようにしましょうね。
イギリスではこうしたチャリティー活動が盛ん。私も先日チャリティーマラソンをしたばかりですが、こうして小さい時からチャリティーをすることが当たり前になっているんですね。一人ひとりは小さな募金かもしれませんが、学校全体では大きな金額になります。こうした活動、とてもいいなぁ、と思います。
そう言えば、今年はこの Red Nose Day を呼び掛けるのに、イギリスの One Direction がそれに起用されたとのこと。この映像の中でも、アフリカやイギリスにいる恵まれない子どもたちへの活動と言っていますね。(恥ずかしながら、One Direction というグループを知ったのも数ヶ月前、日本にいるいとこに教えてもらったのでした・・・。)
*全くの余談ですが、私はこの赤い鼻を見ると、ロビン・ウイリアムス主演の「パッチ・アダムス」の映画を思い出します。彼が病院で子どもたちの回診をする際、赤い鼻をつけて clown (道化師) になって子どもたちを笑わせるものでした。笑いが体の免疫力をあげるという考えのもとに行われたホスピタルクラウン。このチャリティーとは関係のないものですが、いつもこの時期になると思いだす映画です。
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