SATs
5月に入ると、Year 2 と Year 6 の子どもたちは SATs (サッツ) というテストを受けなければなりません。これは National Curriculum assessment (ナショナルカリキュラムアセスメント) とも呼ばれ、全国統一テストとなります。
Year 2 は Key Stage1、Year 6 は Key stage2 (Key stage についてはこちら) の最終学年にあたります。それぞれのキーステージで、どれだけの履修内容を習得したかをはかるため、最終学年の最終学期で行うことになっています。特にYear 6 はイングランド中、同じ日の同じ時間に行われるとか。本当に統一テストですね。Year 2 は学校裁量でテストの時間割が決められます。
Year 2 では、レベル2、Year 6 では、レベル4 を習得することが目標とされます (レベルについて詳しくはこちら)。
とても大切なテストですので、間違っても「旅行」などで学校を休むなんてことのないようにお気を付けください!ずっと昔ですが、知人がSATsのことを知らず、旅行の届け出を出したら、校長先生から呼び出しがあったのです・・・。
しかし、このSATs ですが、子どもにテストという不安とプレッシャーをかけること、学校の授業がSATs対策になってしまうこと、先生の負担が大きい、ということで、批判を受けていることも事実です。公立の学校でもこのテストを受けないという学校もあると聞きました。Wales (ウェールズ) では、何年か前に、SATsが廃止になりました。England (イングランド) ではどうなるでしょうね。
SATs のテスト内容については、次回。
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