誕生日には
日本では誕生日には誰かがケーキを準備して、お誕生日の子を喜ばす、という風習ですが、イギリスでは自分の誕生日にお菓子やケーキを持って行って、みんなにおすそ分けをするのです。
「今日は自分の誕生日でうれしいの!みんなにも幸せのおすそわけ!」という感じでしょうかね?
お菓子ですが、手作りのカップケーキを持ってくる子もいますが、ほとんどは市販されている大量に sweets (スウィーツ:お菓子) が入った celebration (下記写真)や HARIBO などを持っていきます。一人1つずつクラスの子全員に渡します。
また、胸に birthday badge (バースディバッジ:誕生日メダル) を誇らしげにつけてくる子もいます。
さて、誕生日当日、It’s my birthday today! と先生に朝、このお菓子を渡すと、一日のどこかで、
♪Happy Birthday to you♪
の歌に乗って、クラス全員からお祝いをしてもらえます。
その際、大抵、先生がその子 (birthday boy または birthday girl) にいくつか質問をします。
How old are you now? (何歳になったの?)
What birthday presents have you got? (お誕生日プレゼントに何もらったの?)
What are you going to do today? (今日は何をするの?)
学校によっては、アセンブリー (全校集会) などで、全校からお誕生日をお祝いしてもらうところもあります。1年に1回、自分が主役になれる日=誕生日。やっぱり、特別な日ですよね。
*ちなみにこの習慣は、30年ほど前には、まだこういうものはなかったそうです。ここ10~20年ほどで普及したものだと、何人もの先生が言っていました。
ちなみに、私の 40歳の誕生日も、朝、学校へ行くと、職員室に大きな飾りでいっぱいでした。みんなからおめでとう~とお祝いしてもらえ、すごく感動した覚えがあります。私は、手作りケーキをいくつか持って行って、みんなに振る舞いました。
日本では年をとるにつれ、誕生日なんて・・・となってしまいますが、イギリスでは大台に乗る年には、みんな大きなパーティーなどをしてお祝いします。これ、すごくいいですよね。
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