cued articulation を使ってみて
前回、お話しした cued articulation。
私は大人の方にもフォニックスと英語のレッスンをさせていただいており、早速、そのレッスンでいくつかサインを使ってみました。
日本人が難しい l, r, y の音を行ってみたら・・・
あらあら!というくらい、その音に近い音が出るようになりました。(みなさん、イギリスにいるものの英語は苦手・・という方ばかりで、現地の方ともほとんど話す機会もなく、言っていることも通じない、人がいうことも聞けない・・・という英語のレベルです。*イギリスにいるからといって、英語漬けになるかといったら全くそんなこともなく、英語に全く触れない日もあるんですよ。)
特に、音がきれいに出たのが y。日本語の「ユ」とは違い、最初に「イ」に近い音を出しながら「ヤ」に近い音を出すのですが、この cued articulation のサインをしながら発音したら、それが出るようになったんです!!
また、l と r もその違いがよくわかったようで、ハンドサインひとつでここまで発音がわかるということに驚きました。
こちら、YouTubeで見られます。*創作者の Jane Passy さんのご指導です!
ジョリーフォニックスのアクションとはまた違い、こちらは「言語療法」として使用されていますので、上手に音が出ない場合には、こちらも上手に使いながら音を出すように指導するといいのかな、と感じました。
ジョリーフォニックスの場合は、イラスト、ストーリー、アクション、文字、音などがすべて絡み合って文字と音の関係を定着させるもので、ただ単に発音を促すだけのものではありません。発音矯正ではないので、ジョリーフォニックスにしろ、 cued articulation にしろ、使う対象をきちんと意識する必要があります。
さて。ジョリーグラマー 1 のトレーニングにたくさんの方にお申し込みをいただき感謝申し上げます。なんと、募集から3週間で満席になりました。正直、驚いています。みなさん、ジョリーフォニックスで「!」とくるものがきっとあったんでしょうね。中には、ジョリーフォニックスを使って、その成果が目に見えて現れているため、その次も知りたい、とお申し込みをくださる方もいらっしゃいます。
東京でもジョリーフォニックス総合トレーニングにすでに21名の方がお申し込みくださったそうです。ありがたい限りです。
長岡も現在、15名の方がご参加くださいます。
大阪のジョリーフォニックス総合トレーニングは今回は出足が非常に遅いように感じますが、あと2か月あるんですね。「フォニックが何か」ということを知りたい方、「子供の視点に立った指導」について知りたいという方、「文字指導」についてアイデアがほしいな、と思う方・・・どなたでもご参加いただけます!次回、大阪でのトレーニングは夏になりますので、どうしようか悩まれている方は、ぜひご参加くださいね。
2016年5月以降の予定
・5月28,29,30日 広島 ジョリーフォニックス総合トレーニング、ジョリーグラマー 1 トレーニング
・夏休み 東京、大阪、名古屋 ジョリーフォニックス総合トレーニング、ジョリーグラマー1または2
・冬休み 東京、大阪 ジョリーフォニックス総合トレーニング
勉強会などご希望がございましたら、いつでも声をかけてくださいね。
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