2024 年夏 A ジョリーフォニックス総合トレーニング:お礼

大変遅くなりましたが、7 月 13,14,20,21 日の 4 日間のジョリーフォニックス総合トレーニングをご受講いただきありがとうございました。今回は日本だけでなく、バリやイギリスからもご参加いただきました。オンラインって本当に便利ですね。

さて、毎回トレーニングを行うことで、実は私が一番学んでいるのではないかと思うくらい、みなさんのフィードバック(受講後のまとめ)がためになっています。いろんな立場の方が同じ目標に向かって学ぶわけですが、当然、対象としている子どもが違うので、トレーニングの捉え方やトレーニングから得るものもみなさん異なってきます。

私がいつも言っているのは「子どもを見て」という言葉です。指導者側が同じことを教えていても、学習者側は個によって習得する時間や内容も異なるわけです。

学校のような大人数を一斉に指導する場合、どうしても限界も出てきます。しかし、だからおしまい、ではなく、つまずかないようにするためにどんな指導ができるのかをみなさんに考えていただきたいと思っています。トレーニングの最終日には実際にデモレッスンをしていただき、指導者側の立場からだけでなく、学習者側の立場から実際に体験してもらっています。

講義の中に『デモレッスン』があって非常によかった。

山下先生の講義を聴く側だった時には、自然と頭と耳に入ってきていた内容が、自分がレッスンする側になると、何を準備していいのかから大変とまどいました。先生にいただいたレッスンの流れの例の通りに進めることすら、ままならない状況でした。

(中略)

ほかの方の『デモレッスン』を見ながら、自分の用意した内容との比較で、わかりやすい点、工夫したほうが良い点、どういう場面で反応があるのか、など、実際にやってみて、自分の現状と子供たちにレッスンを届けるうえで、足りない部分が確認できたと思います。

実際にデモレッスンがあるから、うまくいかなかったことをその場で聞くこともできます。運が良ければそのデモレッスンを生徒役として受講した先生たちからとても良いアドバイスがもらえるかもしれません。オンラインでのデモレッスンはタイムラグも生じるため難しいのですが、お互いにデモレッスンをし合って忌憚のない意見を伝え合うことで、このトレーニングがはじめて「自分のもの」になると思っています。

私もデモレッスンを見せていただきながら、「みなさんがうまくできないところ」が「私がトレーニングで指導しきれていない部分」だといつも感じています。8 月のトレーニングは、もちろん今回のみなさんのフィードバック(まとめ)から得たことも取り入れながら、また今回とは内容を少し変えて臨むつもりです。

みなさま、本当にありがとうございました。

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