第 10 回 J Phonics Fan 勉強会を終えて
ジョリーフォニックスを教えていて不安になること、疑問になること、またうまくいったことなどをざっくばらんに聞ける場所が必要だと思い、ジョリーフォニックス総合トレーニングを受講した方は誰でもご登録いただける J Phonics Fan というサイトを運営しています。
ジョリーフォニックス以外にも「文字」や「学校のテスト」などの話題が出ることも。また、先生たちが手作りした教材もシェアしています。
私は学ぶ人にはその場を提供したいという思いがあり、昨年からは 2 か月に 1 回は勉強会を開催しています(無料)。多くはジョリーフォニックスの中の一つ、ブレンディングやセグメンティングなどにフォーカスしていますが、発達障害についての話や、講師の先生をお迎えして勉強することもあります。
今回は小幡理恵先生に「舌のお話、発達障害のあるお子さんの英語指導と保護者対応について」と題してお話いただきました。
まず、舌について!知らなかったことがたくさんで、発音がクリアでない場合、舌の動かし方にも原因があることもある、ということで、体操を教えていただきました。
次に、発達障害のあるお子さんの英語指導と保護者対応について。こちらは参加の方の感想を紹介します。
「できないこと」を伝えるのに、むずかしさを感じていましたが、私自身が「できないこと」をネガティブなことだと考えていたことに気づかされました。小幡先生の「できない。だから私がいる。」の言葉に、頭をグイっと180度方向転換させられた気分です。
それは子どもが困っていることなのか?先生が困っていることではないか?という言葉にハッとしました。
小幡先生の声掛け全てが大変参考になりました。そして、「相手も自分も責めない」ということ、この言葉は自分の気持ちも救われました。
色々なお話のなかで、特に頭に残ったことは、全員の足並みがそろわないことが当たりまえ、できないことをネガティブにとらえない、ということでした。レッスンの中ではついつい、遅れがちな子を引き上げなければ、と考えてしまいがちですが、今の状態、今あるその子をそのまま受け止め、常に個々の子どもができることを認めていってあげたいと思います。
小幡先生の真摯な態度、本当に素晴らしく、子どもに対する『愛』がいっぱい伝わってきました。
みなさまのこの満足気なお顔!私も本当に勉強になることばかりでした。
日々の生活の中で、また仕事の中でつらいこともあるし、うまくいかないこともあるけれど、こうして子どもを思って一生懸命学ぶみなさんの姿を見ると、なんだかうれしくなって、自分ももっとがんばろうって鼓舞されます。
小幡先生、本当にありがとうございました。
2017 年 4 月以降のジョリーフォニックス総合トレーニングを受講したけれど、まだ J Phonics Fan にご登録されていないかた、どうぞお気軽にご登録・ご活用くださいね。(リンクは当サイト上部のメニューバー「シンセティック・フォニックス」の中にあります。)
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