【お礼】ジョリーフォニックス総合トレーニング秋日程 B、読み書き困難と支援とアセスメントワークショップ

大変遅くなりましたが、11 月 7 日に開催しました「読み書き困難と支援とアセスメント」、また、11 月 14,15,21,22 日に開催しました「ジョリーフォニックス総合トレーニング秋日程 B」にご参加・ご受講いただきありがとうございました。今回も参加者・受講者の方からたくさんの気付きをいただきました。


●11/7 読み書き困難と支援とアセスメント Workshop●

日本語の読みから始まり、読み書き困難について体験をたくさんしていただきました。また、英語でのつまずきについて、ただ単に「単語が書けない」ではなく、具体的に何がわからないのか、どんなサポートが必要なのかを見ていきました。こちらは時間も短くなってしまいましたので、もっと時間を取ってもいいな、と思っています。

ひとつ、ローマ字について出た話ですが・・・私自身、英単語の読み書きの難しさとローマ字との関係もとても大きいと思っています。何が邪魔をするかというと「母音」です。ローマ字ができれば大丈夫、とおっしゃる方もいらっしゃいますが、CVC(子音+母音+子音)を読むだけであれば、それもわかります。しかし、英語には ai, ee, oa などの母音のダイグラフがたくさんあり、ローマ字を徹底して行ってしまうと、rain を読むときに ra-i-n (ライン)となってしまったり、「レイン」と聞いて書くときに rein となったりします。これをきちんと指導する方が知っておかないと、そのときはよくても、後々、大きな壁になることをわかってほしいな・・・と感じています。


●11/14-22 ジョリーフォニックス総合トレーニング●

4 日間使って開催したジョリーフォニックス総合トレーニング秋日程 B も無事に終了しました。毎回、たくさんの方(と言っても、人数制限がありますが)にご受講いただき感謝です。

今回、フィードバックでこれは!と思ったのが、とあるお母さんの感想です。

このトレーニングに参加していなかったら、「フォニックスを学ぶ目的は、文字と音の関係を覚えて、操作できる力を身に着けること、なので、Blending, Segmenting が大事である」ということが分からないままとりあえず文字の音を覚えて終わりになっていたと思います。

実際、お子さんに教えていらっしゃるお母さんですが、お子さんはブレンディングができなかったとのこと。トレーニング 2 日目終了時点で、トレーニングで習ったようにブレンディングを行ったら、お子さんが 5 音の単語までさらりとブレンディングできるようになったと。うれしいですね。目的や方法がわかると、本当に驚くくらい、子どもたちが読み書きできるようになってくれるんだな、と感じました。

今回もたくさんのお子さんがお母さんと一緒に参加してくれました。デモレッスンでは、その子たちが一番の先生ですね。感謝です。

また、トレーニングではジョリーフォニックス以外にも英語を教える方には知っておいてほしいことも伝えています。言語の発達について、語彙の指導について、読み書き困難について、ラーニングスタイルについて。この部分が参加された方にはとても印象に残っているようです。意識したことがないところですので、「は!」とさせられます。


次回のトレーニングは 2020 年最後になりますね!12 月 19,20,26,27 日を予定しています。日本に帰れるかどうか、という判断をギリギリまでしていたため、日程を決定できませんでしたが、この冬は残念ながら日本への帰国をあきらめ、イギリスからお送りします。開催まで 1 か月を切ったので、日程調整も難しいかもしれませんが、2020 年の最後をジョリーフォニックスで学び締めにしていただけたらとてもうれしいです。お待ちしています!

受講証も準備できました!現在、到着するまでに 2~3 週間ほどかかっていますので、気長にお待ちください。

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