Jolly Phonics e-Readers 無償提供のお知らせ
Covid-19 の影響を受け、Jolly Learning 社では子どもたちが習得した音と文字だけで読めるデコーダブルブックスを無償で読めるサービスを開始しました。
今まではこのデコーダブルブックスは 42 音と基本の綴りが終了し、13 個のひっかけ単語を習得した段階からの 4 種類のレベル(Red, Yellow, Green, Blue)に分かれていました。しかし、昨年、もっと早い時期から本を読めるように、と Orange のレベルも作られ、 s, a, t, i, p, n の第 1 グループ終了時から読める本という位置づけになりました。
そのすべてのレベルが電子書籍版として無償で読めます!6 月いっぱいのサポートですので、ぜひアクセスしてみてください。https://www.jollylearning.co.uk/jolly-phonics-e-readers-now-available/
説明はすべて英語ですが、下へスクロールしていくと
For the Google Play Book Store
For the Apple Book Store
と出てきますので、ご自身の使ってみえるスマホやタブレットを選択し、そこから、
Jolly Phonics Orange Level Readers
Jolly Phonics Red, Yellow, Green and Blue Level Readers
からレベル別の本を選んでください。
私も早速、見てみましたが、非常に便利です!ぜひ、この機会に Jolly Readers に触れてみてはいかがでしょうか。
*注意点*
とてもありがたいJolly Readers ですが、二点、注意点をお伝えします。
①ジョリーフォニックスを指導している方はわかっているかと思いますが、ジョリーフォニックスを含むシンセティック・フォニックスでは「文字は小文字から」指導していきます。しかし、Orange Readers は 6 音指導した時点で、この 6 音の大文字が入ってきます。
中学生であればすでに大文字、そして文頭は大文字、ということを学習しているので、特に問題はないかと思います。しかし、まだ大文字を習っていない子どもたちには、いきなり文字が増えるので、?となる可能性もあることを指導される方は理解されたうえで活用ください。
②登場する単語や文はネイティブ向けです。つまり、読めたとしても意味理解にはなかなか結び付かないことも考えられます。指導者がそこはフォローしながら読んでいくようにしてください。
指導者によって本読みをさせる立ち位置が違いますので、ご指導される先生の裁量で読ませていけばいいと思うのですが、私は本を読むうえで「理解」することはとても大切だと思っています。日本語でもいいので、子どもと一緒に読んだ本について「誰が出てきた?」「どこで~してた?」「何が起きた?」というように内容について話をしたり、「どこが印象に残った?」「~ちゃんだったらあの場面でどうする?」「このお話の続き、どうなると思う?」というように読み手の気持ちを話すような機会を設けるといいのでは、と思います。
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