report:通知表
日本では学期末の終業式にに必ず渡される通知表。イギリスでは report (レポート) といいます。
イギリスの学校では、通知表は1年に1回、年度末にあたる7月に手渡されます。それも、学校終了1週間前~2週間前に子どもに渡されます。
学校によって、または市によって通知表の書き方が違います。日本のようにA、B、C 評価でもないし、◎、○、△でもありません。その学年で学習する内容に達成しているかどうかで評価がされます。絶対評価ですね。
さて、そのレポートですが、必ず保護者の言葉とサインを渡さなければなりません。学校はそれを保管しておくので、レポートをもらったら、速やかにサインとコメントを書いて、学校に提出してください。
もし、その評価に疑問や不満などがあったら、先生に面接を申し出ましょう。快く応じでくれるはずです。「先生に言いに行くなんて、モンスターペアレンツのようでできない・・・」なんて思わないでくださいね。自分が納得するまで話し合うことはとても大切なことです。
私は担任はもっていないのですが、担当している子どもの評価を担任の先生と一緒にしました。子どものノートや作品などを見ながら、一つひとつ丁寧に仕上げていきます。日本の通知表を作成するのも大変だったけれど、イギリスのレポートもかなり大変~と感じました。
みなさんの学校ではどんな感じなのでしょうか。
昨年の記事はコチラ「通知表:Annual Report」
余談ですが、成績はこうして、絶対評価になっているので、学年で一番とか、テストで何位だったとか、一切ありません。その代わり、各学年で到達するレベルが決まっているので、それと比べてどうか、という評価がされます。
詳しくは「どうやって成績をつけるの」をご覧ください。
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