SATs:Year 6
Year 6 のSATsが、もう行われる時期ですね。
Year 6 では、英語、算数、理科の3教科を受けます。
英語:long writing (長文:物語などを書きます)
short writing (短文:リーフレットなど)
Reading (読解:ある一つのテーマについて、non-fiction (ノンフィクション) と
fiction (フィクション) の話を読みます。
英語のレベルでは日本で言う英検2級程度かと思います。
問題自体にイラストも多いので、内容は理解しやすいかと思います。
こんな感じの問題です。(わざとぼかしてあります。)
算数:算数は3種類のテストに分かれます。
1) Mental Maths (メンタルマス:CDから流れる問題を聞き、答えだけを
解答用紙に書き込む問題。暗算ですね。)
2) 計算重視の問題
3) 思考力を問う問題 (電卓可)
理科:理科も2種類のテストを行います。日本で言う生物・地学の問題と化学・物理の問題にわかれます。内容自体は、日本の理科とあまり変わりません。
日本と大きく違うのが、テスト用紙。日本では1枚の紙ですよね?イギリスは問題も15ページ前後の冊子になっており、解答用紙も同じく冊子。算数や理科では1冊の冊子に問題と解答を書きこむもの。この方法に慣れていないと、最初は戸惑います。
SATsを行う前に、学校では何度も過去問題を行い、子どもたちに慣れさせていきます。
また、英語を母国語としない子には通訳をつけることも可能ということを覚えておいてください。英語のテストには通訳は付けられません。しかし、理科や算数では、英語力を問うものではないので、純粋にどれだけ理解しているかを測るため、学校によっては通訳をつけてくれます。私も何度も通訳としてヘルプに行っていますので、お子さんに通訳が必要だと思ったら事前に先生と相談してみてください。
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