コスプレ好き?
あるお母さんからのお話。
「コスチュームの日(モンスター、ウエディング、海賊・・・)が何なのかよく分からず、トンチンカン(または中途半端)な衣装を用意しました。こんなにコスプレ好きの国民だとは思いませんでした。」
イギリスの小学校では「○○の日」というスペシャルデーがあります。これは何なのかと言いますと・・・子どもたちはハーフタームごとにあるトピックについて学習します(もちろん学年によって違うし、学校によっても違います)。例えば・・・
・海賊
・宇宙
・インド
・チューダー朝
・ヴィクトリア時代
・世界大戦
などなど。このトピックをもとにして、英語の授業では作文を書き、算数ではこのトピックを用いた問題を解いたり、社会ではより深く調べたりします。教室などもそのトピックに合わせて飾り付けがされていきます。
そして、この勉強のまとめとして、自分たちがそのトピックにタイムスリップ/ワープしたつもりになって、色々なことを体験する日が「○○の日」=「 dressing up day (ドレッシングアップディ:コスチュームの日)」なんです。子どもたちはもちろん、先生も「なりきって」コスチュームを着てくるんです。
この日に親を呼んで assembly (アセンブリー:集会) を開くこともありますし、社会見学に行くところもあります。
日本ではこういう授業はしませんし、衣装を着るなんて学芸会くらいですもんね。こういう「コスチュームの日」が1年に1~2回あるようで、親としたら一体、どんなものを着させたらいいのか悩みますよね~。不安な場合は子どもを迎えに行ったときにどんな格好をさせたらいいのか、先生に聞くのが一番です。
この体験談をくださったお母さんの気持ち、私もよ~くわかります。一体、どこまで「なりきって」いいのか。難しいところです。でも、こんな機会、そうそうないので、この際、とことんなりきったものが勝ち!?
読書週間の際のドレッシングアップディ。
先生は”Sleepy Sam” という物語の主人公の男の子になりきっています。
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