【国立】ジョリーフォニックストレーニング:基礎編
日本
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【ジョリーフォニックストレーニング 基礎】
少しずつ、日本でも「ジョリーフォニックス」という言葉が聞かれるようになってきました。このジョリーフォニックスは、今まで日本で教えられてきている「フォニックス」とは何が違うのか、なぜ今頃「新しいフォニックス」が登場したのか不思議に思っている方もたくさんいらっしゃいます。
そこで、【ジョリーフォニックストレーニング 基礎】では、前半・後半に分けて、フォニックスとジョリーフォニックスについて詳しく学んでいただきます。
前半2時間:シンセティック・フォニックスが誕生した背景を学びます。
◇日本語と英語の違い
なぜ日本人の英語が通じないのか、日本語と英語の「音」に焦点を当てて学びます。日本語教師として、また多くの日本人の子どもにも英語を指導している講師の経験から、今まで思いもしなかった「謎」がわかります。
◇英語教育の変遷
英語圏での英語教育の変遷を見ていき、フォニックスがどういった背景で登場したのか理解します。
◇フォニックス
フォニックスといっても、従来の「アナリティック・フォニックス」と新しい「シンセティック・フォニックス」の違いをしっかりと学びます。日本人のように英語を母国語としない子どもには断然シンセティック・フォニックスがいい理由もしっかりと学びます。
◇シンセティック・フォニックスとは
日本ではまだなじみがない「シンセティック・フォニックス」。従来のフォニックスとは何が違うのかを理解していきます。
後半4時間30分:しっかりとジョリーフォニックスについて学びます。
◇ジョリーフォニックスとは
◇42の音
実際に、42の音をアクションとお話付きでアクションと発音の練習をしていただきます。特に、日本人には難しいとされている様々な音の出し方を、これも日本語教師として、また英語教育の実践の場での経験をもとに、わかりやすく解説していきます。ダイグラフについてもここで触れます。
◇多感覚を重視した授業の流れ
アクションやお話、歌など多感覚を重視した授業の流れを体験します。
◇ブレンディング
シンセティック・フォニックスの要となるブレンディング。一つ一つの音を覚えたら終わりではなく、その音ををどうやってつなげていくかが大切です。暗記ではなく一つずつの音を発音しながら読む練習をし、単語として読む練習をします。
◇セグメンテイング
聞いた単語をどうやって綴っていくのか、その方法を学びます。
◇ひっかけ単語
フォニックスの知識では読み書きができない単語が30%ほどあります。それについて、どうやって教えていくのかを学びます。
◇同音異綴り
rain の中の ai, day の中の ay, cake の中の a-eはみな同じ音。でも綴りが違います。こうした音が同じだけれど綴りが違うものをグループごとに見ていきます。
◇フォニックスで読める本
フォニックスを学ぶことで、どれだけの本が読めるようになるのか、紹介します。
私自身、正直言って、発音が苦手でした。そして、綴りを覚えるのも苦手で、イギリスへ行ってからも苦労しっぱなしでした。しかし、小学校で子どもたちと一緒にジョリーフォニックスを学んでいったら、あらあら、というくらい、発音ができるようになり、単語が見て読めるようになったのです!「発音が苦手・・・」「英語が専門じゃなくて・・・」という方の気持ち、すっごくよくわかります。ですので、固く考えずに参加してくださいね。
また、私のトレーニングの特徴として、日本語教師としても15年の経験を生かして英語と日本語の違いを詳しく知ることです。これを学ぶことで、ただ「フォニックスを学べばいい」ではなく、「なぜ日本人にフォニックスが必要か」という視点でトレーニングを受けていただけ、フォニックスを学ぶ意義も見いだせることと思います。今までの参加者の方も、ここの部分がとても勉強になったとおっしゃってくださっています。
【ジョリーフォニックス トレーニング 基礎】ではジョリーフォニックスの42の音と綴りについて焦点を当てていきます。ひっかけ単語や同音異綴りについても紹介をしますが、実際にこれでは十分ではありません。この基礎編に続く【ジョリーフォニックス トレーニング 実践】の前半部分の「同音異綴りの教え方」にご参加ください。4月に東京、夏に大阪で開催予定です。
この【実践】の後半部分は人数を8名限定として、指導案の作り方やデモンストレーションを参加者にしていただきます。
- 同音異綴りの具体的な教え方
- 授業で使えるいろいろな教材(イギリスの小学校で使われているものも実際にいくつか紹介します)
- 指導案の作り方
- デモンストレーション(参加者の方に実際に授業をしていただきます)
- アセスメントの方法
を学んでいきます。すぐに教室で実践したいと思われる方には、二つとも参加されることをお勧めします!
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