ジョリーグラマー 1 トレーニング お礼&感想
2024 年 9 月 14,15 日(土/日)の 2 日間にわたり、ジョリーグラマー 1 のトレーニングを開催し、15 名の方がご受講くださいました。連休にも関わらず、こうして 2 日間、学んでくださったことにお礼を申し上げます。ありがとうございました。
私はジョリーフォニックスはもちろん大好きなプログラムなんですが、ジョリーグラマーも大好きなんです。私たち日本人の多くの方は「英文法」の指導は「難しい」「子どもが理解してくれない」と思っているかと思います。言葉の説明だけでは理解することが難しい子どももいます。説明してその場では理解できたとしても、記憶に残らないことも多々あります。
ジョリーグラマーはフォニックス同様、多感覚で繰り返し繰り返し指導していきます。アクションや色あり。(ただ、ネイティブ用なので、私は日本人の子どもに必要なものをプラスアルファしています。)今回受講された方は、この楽しさを満喫してくださったようで何よりです。
受講された方の感想の一部をご紹介します。
今回ジョリーグラマー1トレーニングを受講して一番印象に残ったことは、「グラマーって楽しく教えられるんだ!」という感動です。
フォニックスの段階から一貫している「child-centered」が実感できました。
グラマーは言葉のきまりを学ぶことなのでどうしても座学になりがちなところですが、先生のご指導にはいろいろな「アイディア」がとてもたくさん散りばめられていて、受講している私も本当に楽しかったからです。
やはりジョリーは文法でもスパイラルに復習しながら系統だった指導が徹底されているということ。今までは、とかく文法という分野はそれぞれ独立したルールをひとつひとつ学んでいくようなイメージがありましたが、ジョリーグラマーでは習ったものを使って次のことを学びどんどん学びを繋げて理解を膨らませていっている感じでした。バームクーヘンみたいな感じでしょうか?時間をかけてたくさんの層が重なり、太くて立派なものになっていくような。
私が知りたかった今までの私の指導との違いを想像をはるか超えて見せて頂きました。今回参加して本当によかったと思っています。
山下桂世子先生の見せてくださる子どもたちが学ぶグラマーの世界は、ジョリーフォニックスを基礎に積み上げることができる、とにかく子どもたちがワクワクするような仕掛けがいっぱいな楽しく分かりやすい世界が広がっていた。この度、ジョリーグラマー1トレーニングを受講させていただき、私自身の文法に対するイメージがガラリと変わる機会となった。
Jolly Phonicsの指導がようやく板についてきて様々な子どもの特性やパターンに対する適切な指導もできるようになってきて自分の中の引き出しが増えてきたところで、今回念願のグラマーを受講させていただきましたが、正直・・・もっと早く受講すればよかった〜と後悔しています。
Jolly Phonics同様、どこまでも子どもファーストな指導法で1人1人に合わせて寄りそえる点、本当に感動しました。
日本でも小学校1年生から丁寧に国語で文法を学ぶのと同じように英文法も小さい頃から学ぶ機会が必要で、中学の英文法の前倒しのような指導ではなく(難しい用語を使わず)子どもに合った英文法の指導法をずっと模索していました。なかなかこのような教材が日本にはなく・・・いろいろな教材を試してきましたが日本の教材だと中学英語の前倒し的な?塾でのお勉強みたいなテキストや英検に特化したものが比較的多く、ネイティブ向けのスペリングやグラマーの教材だとやはり日本の子どもたちには難しくJolly Grammerはうちの教室の生徒たちにはちょうど良く早速保護者の方々に了承を得て、導入したいと思います。何より、ネイティブの子どもたちもこれくらい丁寧に文法を導入し定着まで時間がかかるという点、「英語は話せてなんぼ」という昨今の早期英語教育推進ママさん方にお伝えしたいです^^;
はじめてのジョリーフォニックス1.2で徹底して読み練習を行なっておくこと、単数複数を意識しながら練習すること、『I』は『私は』と言って指導すること、など以前教えていただいたことが自分の中でつながり、その必要性を実感しました。
今まで私は、子どもたちの苦手な理論や理屈がどうしても先行してしまう文法の授業しかしてこなかったような気がします。今回、出席できて本当によかったです。これまで楽しいアクティビティを使ってグラマーが指導できないかと思い、何冊もあちこち書籍を購入して読んでみましたが、どうも本に書いてあるようにはうまくいかなかったり、色々多彩な子どもがいるクラスに合わなかったり、遊びに走りすぎで、活動の目的がどこかに飛んでしまったりで頭を抱えていました。そんな時の受講でしたので、A4の紙をとても有効に使ったいくつものカードゲームやグラマー遊び、また、こどもがわかりやすい伝え方の工夫は、私の特効薬になりました
自分の手と頭を楽しく動かしながら、仲間と一緒にその楽しさを共有して学ぶ、ということが英語学習の初期にたくさん提供できると、「英語を学ぶって楽しい」と多くの子供たちが感じられるようになると思います。
学習につまづいている子を集団指導の中でどのように指導するかについて、山下先生の素晴らしい知識を惜しみなく教えていただき、とても勉強になりました。集団指導で学習につまづく子は個別のサポートの時間を別に取る必要があるのかもしれないと思っていましたが、集団指導の中でもできることがあると山下先生の講義で知ることができました。個別最適な学びは決して1on1で手厚くサポートすることだけでなく、集団への指導でも実現可能だということを、今後常に意識していきたいと思います。
みなさんが「楽しい」と感じてくれる指導方法。この楽しさを子どもたちに伝えたい!と思うんです。私もそう。ネイティブの 6 歳前後の子どもたち用に作られている英文法の基本なので、その方法がとてもやさしい。日本の小学校高学年や中学生でも十分に楽しめます。私も今、オンラインで日本にいる小 6 の子どもたちに教えていますが、みんな毎回「!」という気付きを見つけています。
ジョリーグラマー 1 の次はジョリーグラマー 2。11 月に開催予定です。
コメントを残す