イースター

日本ではあまりなじみのない「イースター」。
イースターとは 「Jesus (ジーザス:イエス・キリスト) の復活」 を意味します。キリストが死後3日目にして甦ったことを記念し、この日を Resurrection Sunday (レゼレクション:死者の復活 日曜日) として、毎年、春分の後の最初の満月の後に来る日曜日にお祝いをします。年によっては3月終わりごろであったり、4月終わりであったりします。
イースターの2日前は Good Friday (グッドフライデー) と言い、キリストの受難と死を記念する日。イースターの翌日は Easter Monday (イースターマンデー) と言われています。この金曜日から月曜日までは祝日となります。
この復活祭がちょうど春なので、この季節にちなんで、復活の意味をもつ「たまご」をモチーフにして egg hunt (エッグハント:たまご探しゲーム) や、多産の象徴の「うさぎ」の飾りがいたるところで見られます。学校でも、イースターの休み前には、紙に描かれたたまごにきれいに色を塗ったり、Easter hat (イースターハット:帽子) をかぶってパレードしたり、ということも行われます。

イースターハット
色々な帽子があっておもしろいですね。
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子どもが持っていたたまごをモチーフにしたバスケット。

イギリスの学校ではこのイースターの週末前後の2週間が「イースターホリデー」と言われる休みになります。日本の感覚では「春休み」ですね。ちなみに、冬休みの代わりに「クリスマス ホリデー」ということからも、両休みともキリスト教に基づいているということがわかりますね。
イースターホリデーは、先日したようにイースターがいつになるかによって変わってくるので、毎年違うということをお忘れなく。日本の春休みの感覚で毎年同じ!なんて思って、旅行の日程を組んでしまわないように・・・。

【カテゴリ:一年の流れと年間行事】ナビゲーション

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