2023 年春の子ども向け講座を終えて

2023 年 3 月末から 4 日間、東京で子どもたちへジョリーフォニックス 42 音と基本の綴りを指導しました。午前、午後にわかれて合計 13 名の子どもたちと保護者の方々がご参加くださいました。

九州や愛知からもこの講座のためにいらっしゃった親子も!みなさんに許可を得て、少し長いですが感想と写真を掲載いたします。

子どもの感想から

「Q:4 日間受講前と後で何か自分ができるようになったことはありますか?」

「口の形や母音と子音がつながる音をいっぱい知れた。qu や th とか言えなかった単語がいえるようになった。」

「音の発音とジェスチャー、2つの文字を組み合わせた音の発音・a, u の音」

「r と l, a と u, 長い母音の発音、ck の位置などの規則」

「レッスンをして、英語の文が前よりすごくすらすら読めるようになったり、書けるようになったりしたこと」

「英語が2つくっついている音のよみかたが少しわかった」

「読めないのが読めるようになったり、一つ一つ発音をきれいにできるようになり、中学校にも習ったのを生かしていきたいです。」

「英文や単語をあるていど初見で読めるようになった。そして、自分の英語に対して自信がついた。中学になったら、英文を読んだりしてみたいです。」

「単語が読めるようになりました」

「小文字の違いが少しわかるようになった」

「自分の能力に気づけた」

「英語を読もうとしてみた。」

「英語がよく読める様になった。」

「Q:楽しかったことはありますか?」

「かぞえきれないほどありました!インキーやなぞの目をさがすことがとくに楽しかったです。」

「クラスのみんなと先生たちでいっしょにレッスンができてよかったです。」

「私はすべて楽しかったです。レッスンの時は短いお話を聞いたりジェスチャーで教えてくださったので、だんだん英語が楽しくなってきました。休み時間も他のみんなとお話ができてとても楽しかったです。」

アクションとお話が関連していることがわかったり、ストーリーのおかげでわかりやすかった。アルファベットの土・草・空の発想が新鮮だった」

「そのお話に出てくる食べ物を食べられた。音楽にあわせてジェスチャーをした。」

「なぞの目、インキー、へび、はちさがしが楽しかった。」

「物語を聞くことやなぞの目をさがしたりすること」

「インキーとか謎の目を探すのが楽しかった」

「リコリスを食べたこと」

「ジョリーフォニックス自体が楽しいので、授業が楽しかった!」

「レッスンも楽しかったけど、休憩時間にクラスメイトとワイワイするのが楽しかった。」

保護者の感想から

「初めて英語学習が楽しかったそうです。レッスン時間もあっという間に過ぎ、集中して学習できました。どこに行くのも行き渋りがあるんですが、今回は一度も言いませんでした。」

「自信がついたようです。」

「少しずつ、書こうとする意思が見えた事です。先生が言われて書くのは、間違えたらイヤだからなかなか手が進みにくい様子でしたが、真似して書こうとして、意識が出ていたと感じました。」

「頭の中にある単語と結びつき易くなったようで、少しずつ自信が湧いてきたようです。」

「フォニックスの音が身振りとともにしっかり身につきました。音だけよりも、身振りで覚えることが覚えやすかったようです。」

「普段学校でも 1-2 時間しか授業を受けられない中、3時間ほど集中して授業を受けられたことに非常に驚きました。先生の指導力の差を目の当たりにしました(また自分が興味のある内容だと授業を受けられることも分かりました)」

「学校では「できた」という経験が少ないままきていたので、自分でできる感覚を得たようです。ありがとうございます。」

「ジョリーフォニックスは楽しいと言っているので、学校の英語の授業との違いに驚いています。 自分から発言したり、発声を確認している姿は、学校では無いので、一緒に参加出来、良かったです!」

「出来た!読めた!と言う嬉しそうな姿を見て一層次に繋げてやりたいと思いましたし、参加して良かったです。」

「最終日の帰宅後、数年前に購入していた Jolly の教材を出してきて、一人で読む練習を始めました。音と文字の結びつきが分かるようになって、自分で読む!という気持ちが芽生えたようです。 先生のお話や絵本を通して、イギリスの生活や文化にも興味をもったようで、イギリスに行ってみたいと言うようになりました。 子供が持っている、今のやる気を保つのが、親としての課題です。」

「海外の生活や文化に興味を持てたことで、英語を学習していく下地ができたのが一番嬉しいです。 先生方がよく褒めてくださるので、本人も自信を持って取り組んでいました。初見で読み書きがうまくできないときも、ヒントを与えていただくことで、自分で気づけるようになったのも大きいです。」

「スゴイ自信がついたようです!その言葉が嬉しかったです。」

「今回、受講できて大変幸運だったと思います。どういう訓練を受けたら、山下先生のような教師になれるのか、お話をお聞きしたくなりました。フォニックスをやるにはちょっと遅いかもと思っていましたが、本人はできるようになって得意気です。ありがとうございます。」

「親子で参加出来て、良かったです。わからない事も何度も丁寧に教えて頂きありがとうございます。私は、英語が苦手なので、子供と一緒に頑張っていきます!ありがとうございました。」

「集中が難しい子どもたちが積極的に参加する姿が印象的でした。我が子に自信をつけて下さった先生に感謝いたします。次のステップに進むと更にどうなるか、親子ともに楽しみにしています。」

「LD 児でも、自分に合った方法で学べばよく理解出来る事を今回初めて体感いたしました。ご指導ありがとうございました。後半早退続きで、本人も「最後まで受けたかった」と話すほど楽しく学べましたので、継続的にレッスンされるご予定がありましたら 是非とも参加したいと考えます。魅力的なレッスンをありがとうございました。」

「参加前に抱いていた、英語に対する漠然とした不安が減り、意欲と自信が増しました。春休みに入った頃は、中学で英語についていけるかなあ、という不安が強かったのですが、フォニックス講座で、ルールを学んで読めた、音を聞いてスペリングもできた、そして随所で褒められた!という経験をした事で、自分にもなんとかなるという自信がついたようです。一日目より二日目、そして三日目、四日目、と、どんどん楽しさが増し、積極的になる様子が見て取れました。正直なところ最初は、絵(ストーリー)やアクションは、小6男子には子供っぽく感じて抵抗があるのでは、と危惧していましたが、夢中でインキーや謎の目を探したり、アクションを面白がったりと、予想外の熱中ぶりでした。」

「当初、ディスレクシアの次男のために私が学びたいと思い、長男には「ママにつきあって」とお願いする形だったのですが、英語に苦手意識のある長男が驚くほど積極的に参加し、最終日まで嬉々として通ったことにびっくりでした。そして、みるみると「読める」「書ける」ようになって自信をつけていく様子が本当によくわかり、嬉しい誤算が満載の4日間でした。 最近学校から「主体的な学び」という言葉を頻繁に言われるのですが(通知表にも項目があります)、主体性をもって勉強する子どもなんているの?一部の秀才だけでしょ!と懐疑的でした。ところがなんと!今回まさに、息子が主体的に学ぶ姿をこの目で見ました(笑)。そしてそれは、子供に主体的に学べと言ったところで到底無理で、子供の主体性を引き出す授業があってはじめて実現するのだな(つまり学校じゃ無理だな…)、と納得しました。 私自身も学ぶ楽しさを久しぶりに思い出しました。 親子ともども、楽しくそして有意義な時間を過ごさせていただき、本当にありがとうございました」

「お母さん以外の人から英語を学ぶ機会が得られて、その上先生方がたくさんほめてくださるので嬉しそうでした。時折、山下先生が話してくださるイギリスのお話が、とても新鮮で、こどもたちも親も、講座中終始飽きることなく、楽しいの連続だったことが印象的でした。三日目の終わりには、三才の次女が「楽しかったねぇ~」とビルを出るときに言っていました。」

「受講前は英語に対し「どうせできないもん…わからないもん…」と消極的で、それをなんとかしたいという気持ちが強かったようで、本人が参加を決めました。どうなることかと少しハラハラしておりましたが、日を重ねるにつれどんどん積極的になり、毎日「楽しい」と参加しておりました。子供には日程的にかなり濃厚で大変かと思っていましたが、アクションと合わせることで記憶に定着しやすいためか、どんどん単語を読めるようになっていく姿に驚きました。受講後には単語を見せて「これってどう読んだらいいの?」と聞くと教えてくれるようになりました(母の発音にダメ出しも指導もしてくれます)。学びかたの違いでこんなに子どもが変わるのであれば、小学校の外国語授業に取り入れて欲しい、なぜ取り入れないのであろうと感じる、4日間でした。」

子どもたちが自分の力で読もう、書こうとする姿は何よりもうれしいものです。初日はまだ???といった表情でうつむき加減だった子も、最終日には顔が前を向き、体いっぱいでアクションや空書きを行ったり、単語を読んだりするようになりました。最終日に足を運んでくださった知人が「発音がすごくきれい」と驚いていました。

今回は LD を持つ子どもたちも参加しています。たった 4 日間(合計 11 時間)で読みに難しさのあるこの子たちが「読めるようになった」「自分の能力に気づけた」と変容していくんです。丸暗記ではつらい子どもたちが教室にいます。その子たちを置いてきぼりにしない読み書きの基礎を義務教育で取り入れてほしい。1 音 15 分のレッスン(42 回)で教科書が 3 割ほど読めるようになって、さらに次のステップへのしっかりした土台になるのですから、やらないなんて選択はないと思います。

教師としてうれしい経験もしましたよ。子どもが「そういうことだったんだ!」と思わず声が出るという経験。それも LD のある子から。それもダイグラフの指導のときに。今回はこの声を 2 回も別の子どもから聞かせてもらいました。よっしゃ~と私がなる瞬間でした。

夏休みもこの続きをやりたいですか、という質問に全員が「絶対やりたい!」と言ってくれています。子どもたちが「英語をもっと読みたい」と思えることが本当にうれしい。この子たちの笑顔が何よりもの宝。

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