お礼

7月25日(土)に東京から始まったジョリーフォニックストレーニング・夏も、8月12日(水)に博多で無事終了しました。今回は東京、長岡、大阪、東京、北九州、博多で通常のジョリーフォニックストレーニングや体験コースを行ったほかに、ディスレクシアを持つ子どもたちのためのセッションや小学校での研修も2か所で開催、そして宇都宮大学では学生さんにジョリーフォニックスについて簡単な講演をさせていただきました。また、もじこさんとのコラボでディスレクシアを持つ子どもたちに英語をどのように指導していくかというセミナーも東京で開催し、満席となるほどそのニーズの高さを実感しました。
今回の3週間日本滞在で延べで300名近くの方にジョリーフォニックスについて学んでいただけて、うれしく思います。猛暑日と言われる日が続くのに、はるばる遠くからもトレーニングに参加していただけ、こちらもより一層、トレーニングに身が入りました。本当にご出席いただきありがとうございました。

北九州での子どもへのジョリーフォニックス体験。子どもたちはお話を聞くことが大好き。

北九州での子どもへのジョリーフォニックス体験。子どもたちはお話を聞くことが大好き。

また、今回の日本滞在ではありがたいことに、ほかのフォニックスプログラムとの比較もできたことによって、ジョリーフォニックスが非常に系統立ったシンセティック・フォニックスのプログラムであることも再認識できました。ジョリーフォニックスを指導する際、「このアイデアがいいから、ここからやってみよう」と途中から指導するよりも、時間がかかっても基本の42の音と文字を最初から順番に指導していくことが、フォニックス習得の一番の近道であることも再認識。ここでは上手に書けないのですが、最初から一つ一つ丁寧に教えていくことが、キーポイントです。そんな素晴らしいプログラムをみなさんとシェアできてうれしかったです。

また、ポジティブなフィードバックもたくさんいただけ、ありがとたい限りです。うれしいのが、私のトレーニングのリピーターさんが増えていること。ありがとうございます。私自身もトレーニングを重ねるたびに、よりよいものになるように改善を重ねていっていますので、ぜひ機会があれば、何度でもご参加ください。

今のところ、東京でしか行っていない「ジョリーフォニックス実践編:デモレッスン」(実際に参加者の方が指導案を書き、それにそって授業を行い、全員で見合ってフィードバックをする)では、私がもっと力説すべき点が明らかに見え
て、とても勉強になります。受講者の方のデモレッスンの中でうまくいかない点がそのまま私への課題となっており、次回のジョリーフォニックス基礎編ではその点を改善していきたいと思います。失敗して学ぶ点がたくさんあるので(私もたくさん失敗しています!)、一人でも多くの方にこのデモレッスンを受けていただきたいと思っています。ただ、時間の関係上、なかなか多くの方に受けていただけず、残念です。このあたりも、何とか考えたいです。

大人もSnakeのパペットで大喜び。Ssssと言いながらみんなに挨拶。これが子どもにとって記憶と残ります。

大人もSnakeのパペットで大喜び。Ssssと言いながらみんなに挨拶。これが子どもにとって記憶と残ります。

すでに来年の春や初夏の講演の予約までいただき、ジョリーフォニックスが今後も広がっていくことを感じています。だからこそ、指導する人にはきちんとジョリーフォニックスの研修を受けていただき、その内容をしっかりと理解した上で子どもたちに指導していってほしいと思います。発音が・・・と心配される方もいらっしゃいますが、発音は絶対に変わります。私のトレーニングでは顔が痛くなるくらい練習もしていただくし(笑)、日本人だからわかる発音のコツも伝えていきます。
ここでお伝えしたいのが、私は英語のプロではないということ。英語を専門で学んだことがないのです。発音もいい加減だったし、リスニングは全くできず、また文法もよくわかりませんでした。でも、だからこそ英語ができない人の気持ちもよくわかるし、40歳を過ぎてからでも発音が変わったというのは私を見ていただければわかるかと思います。大切なのは、まずその一歩を踏み出すこと。楽しむこと。少しでも上手になっていく自分をほめてあげること。そして、少しずつ自信を持つこと。時間はかかるかもしれません。でも、まずは最初の一歩を踏み出してください。ジョリーフォニックスではそれができます。

長くなってしまいましたが、夏のトレーニングのお礼でした。ご参加、本当にありがとうございました!

【カテゴリ:セミナーの様子・参加者の声】ナビゲーション

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください