Jolly Grammar 1 のトレーニング

4月に名古屋と東京で Jolly Grammar 1 のトレーニングを開催しました。こちらのプログラムも Jolly Phonics 同様とてもいいプログラムで、ずっと日本でも紹介したいと思っていたのですが、いくつかひっかかる点があり、のびのびとなっていました。が、数か月前に Jolly Learning 社の方と話をさせていただき、そこは日本人に合わせて改定してもいいとおっしゃっていただいたことがきっかけで、4月に開催となりました。

今回のトレーニングでは Jolly Grammar Student Book (Pupil Book) を参加者の方に持参していただき、実際に私が授業を行うイメージで受講していただきました。

まず、20150405_141407_DSC_4029_NIKON D5300こちらは『短母音・長母音』の練習。母音というのは単語を読むうえで、非常に大切な役割を果たしているので、子どもたちにもしっかりと「母音 vowels」という言葉を覚えてもらいます。そのために、短母音を書いた手袋をはめて読む聞く練習。この後、この短母音の下に長母音を書いて同様に行います。

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お次は『形容詞 adjectives』をBig Bookを使い、定着させる練習。一人がBig Book 右に書かれている形容詞を読み、他の人がその形容されているヘビを指さすという練習。

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そして、その形容詞を使って、定着を図る練習。みなさん、楽しそうに大きく単語を書いていますが・・・

つなげるとこんな長いヘビになるんですね。たまたま今回は spotty や striped という単語が人気だったようです。20150405_155646_DSC_4039_NIKON D5300

20150405_161020_DSC_4042_NIKON D5300Jolly Grammar では品詞(名詞、動詞、形容詞、副詞)を学習します。こちらのアクティビティはそのまとめ。文章を読んで、それぞれの品詞を色分けしているところです。
4時間という短い時間でしたが、みなさん大満足してくださったようです。

日本の文法のやり方と比べながら聞いていましたが、品詞分けで説明していくのはとてもわかりやすいと思いました。英作文も作りやすくて、英作は誰でも苦手なんですが、これなら「文を作りたい!」と思えると思います。

まだグラマーを教えたことがなく、どんな教材を使おうかどのように教えていけばいいのかわからなかったのですが、よく理解できました。習ったものを使っていくという考え方がとても共感でき、子どもたちも頭に入りやすいなと思います。

「う~~~ん」とうなりっぱなしの4時間でした。・・やりたいことでいっぱいになりました!教える順序、教材の一つ一つに深い意味があり、整理されていることにも感銘を受けました。

時間が足りなかったと先生はおっしゃっていましたが、この時間内にこんなに楽しくて内容の濃いトレーニングをしていただき、参加してよかったという気持ちでいっぱいです。独学では気づきづらい指導法や着眼点に気づくこともできたのは、”考えさせるトレーニング”にしてくださったからこそだと思います。

とポジティブな感想をいただきました。多くの方は「時間が足りない」とおっしゃっており、次回からはやはり一日コースにしようかと思っております。
「考えるトレーニング」ですので、頭の中がいっぱい!という方もいらっしゃいますが、得るものもきっと多いのでは?と思います。私もみなさんと一緒に考えることができたトレーニングになりました!ご参加、ありがとうございました。

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