またまたAll About News Dig で紹介していただきました。

前回の「フォニックスの前にすること:聞く力を養うこと<その1>」がAll About News Dig で取り上げていただいたのですが、今回、「フォニックスの前にすること:聞く力を養うこと<その2>」も紹介していただきました。(こちらから⇒News Dig)

フォニックスを教えていて「聞く」ということがとても大切なスキルだとよく感じます。もちろん、フォニックスだけではないのですが、音を分解したり、合成したりする技能は、まずは「聞く」ことから始まるのです。
では、「聞く」というのは一体、どういうことなのか、教室で教えるときにはどうしたらいいのか、いろいろ私も試行錯誤しています。

今日は話がちょっとずれますが、ここ10年で大きく変わったことを紹介しますね。
数年前から、「身の回りの音を聞く」ということと「声の違いに気付く」という授業で動物の声を聞かせて、何の動物なのかを当てるゲームをしています。まず・・・びっくりしたのが、動物を知らない子どもの多いこと!羊、馬、牛、ヤギ、ブタは犬や猫ほど身近な動物ではありませんが、私たちが生活していく中で大切な動物たち。これを知らないという子どもがググッと増えているのです。

そして、最近では・・・
学校で子どもたちが初めてテニスの授業をしたときのこと、ある子どもが
「ねぇ、この音。Wiiと同じ音がするよ!」
と言ったんです!
「Wiiがこのテニスの音を真似しているのであって、テニスの音がWiiを真似たんじゃないのよ」と説明しましたが、これから子どもの経験というのはテクノロジーがベースになっていくのかなぁ、音も本物の音を聞くことより、こうしたゲームなどで得ることが増えてくるのかなぁ、とちょっと不安になってしまいました。

今後、子どもたちの世界はどんどん便利なテクノロジーが増えていきます。これがいけないということではなく、上手に使っていけるといいな、と思っています。そんな中、とてもおもしろいサイトを見つけたので、次回、紹介します。

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