ジョリーグラマー2トレーニングご受講、ありがとうございました
2021 年 4 月 17 日、18 日に約 1 年半ぶりにジョリーグラマー 2 のトレーニングを開催いたしました。申込み開始後、数時間で満席になるほど、みなさんが待っていてくださったことがとてもうれしかったです。
ジョリーグラマーでは、文法(グラマー)と綴り(spelling)を両輪として授業を行っていくのですが、ジョリーグラマー 1 は綴りの部分はジョリーフォニックスの復習がほとんどなのに対して、グラマー 2 では新しい綴りがたくさん登場します。
◎こちらは綴りの部のフィードバックから◎
●結局グラマーといっても、フォニックスのスペリングはどこまでも関係してくるものなのだと改めて感じ、基礎の42音や同音異綴り、ひっかけ単語をいかにおさえていくかだと思いました。
●綴りについて、目から鱗がたくさんでした。発音できていたのが不思議なくらい、複雑な構造で、深堀したくなりました。
●今回はとにかくフォニックスです。appleが一番ですが、どの知識もこれまでモヤモヤしていたところを一掃してくれるものでした。「同音異綴りまで学んでもまだまだ読めない単語があるなぁ。フォニックスも限界があるんだなぁ。」と思っていました(恥)
系統立てて音と綴りを整理していくことのすばらしさを実感しました。
●appleの話)や /j/にも舌の持ってくる位置で音が違うとか…気付いてない部分がたくさんあることに気づかされました。レッスン(J.P2)を教える中でもどうして○○ではないのか?と生徒から聞かれ、答えれなかったのですが(これで覚えてって言うしか出来ず…)、今回その答えがJG2で出ていました。次回から「詳しくはJG2で!」と伝えれます。
●新しい綴りのパターンj,si の発音のところ(televisionの発音)、すごく納得でした。
発音してみると自分の舌の位置はそのように発音していましたが、実際に音がちがう、という認識ではなかったので(汗)JP1のjのところから、子どもたちに正しい舌の位置も改めて教えてあげないと!と思いました。・・・apple になぜpが重なっているのか、ずっと疑問に思っていましたが、謎がとけてすっきり!です。早く生徒さんに「実はこうなんだよ~」と言いたい。
●英語の綴りにはこんなにたくさんのルールがあることを知りました。まるで数学の公式のようだなーと。公式がなくても確かに問題は解けます。でも、公式を頭に入れておくととても楽に問題が解けるというのとおなじですね。
●音節は自信がなく、何となく避けてきていました。でも、あごに手を当てる方法は分かりやすく、これなら子供達にも自信を持って指導できると思うことができました。また、音節の大切さをよく理解できていなかったのですが、発音やスペリングの助けになることも分かり「ガッテン!」でした。
apple って何・・・?と気になりますよね。なぜ p が重なっているのか、なぜ子どもが 「アッポー」と発音するのかが、ジョリーグラマー 2 までくると、ストンとわかります!私もはじめて学習した時は、めちゃくちゃ目から鱗が落ちました!
音節の指導は実際にはジョリーグラマー 3 からメインになります。しかし、私も長い間英語を指導していて感じることは、音節指導をフォニックスに入る前に行い、文字が入ってから改めて音節に分けることを行うことの重要性です!
◎次は文法の部のフィードバックです。◎
●指導の方法を説明するだけでなく、実際にアクティビティに参加することで指導のイメージが持ちやすかったです。JG1の受講を終えた段階だと、これだけ丁寧にやると基礎がしっかり身に付くなと感じたと同時に、ここまでやってもまだ中学校の内容のほんの入り口かと感じましたが、JG2を受けて、ここまでできると本当にいいなあ!と思いました。これで学習できたら生徒も苦しくないのに!と思います。中学生や学習空白のある高校生に指導するとき、教科書の文法事項のプレレッスンとして使えるかもしれないと思いました。
●どの内容もとても素晴らしかったのですが、特に印象に残ったのが辞書の使い方のレッスンです。小学校の国語辞書の引き方の指導と同じで、スモールステップで教えていくことが大切だし、この方法だと生徒たちにもしっくりくると感じました。そして、今まで自分がしていた指導方法がかなり乱暴であったと反省しました。
●Grammer1から2に繋がる様々な内容が、詳しく指導していただきました、特にアクティビティを使うセンテンスの作り方や、単語を増やす方法など、非常に役立つ情報で、嬉しかったです。
●Jolly Grammar 1を受講した時より、今回は更に(!)品詞の色分けが子ども達の理解を助けるだろうことを感じました。
●英語をある程度使っている私たちでさえ、エイリアンで形容詞の理解が深まり、紙飛行機で前置詞の習得ができることでこんなに気持ちよく体感させられるのかーという驚きと感動に包まれました。
●紙飛行機です。betweenをこれほど能動的に意識した学習をしたことがなかったです。前置詞は、文字と音と役割を覚えないといけないので、位置関係のターゲットの名詞に難しいものをもってくるとよけいな障壁になると思っていました。結果、on the desk, in the desk, by the desk, under the desk…その考えこそ障壁でした。実際、私は他の言語を習うとき、このような同類の単語をまとめてならっても、まとめて忘れます。だから、この教え方は目からウロコでした。
●My alienをやった際、私のalienそのままの絵を相手の方に描いていただき、隣にいた娘が「すごい!」とハイテンションに。昨年から始まった外国語活動という授業が何をしたいのか意図がわからずつまらない状況であったらしく、このアクティビティを見て、英語って楽しそうって思ったようです。今まで乗り気ではなかったのに、「私に教えてね」って言われました。
品詞もここまで指導するとかなり子どもたちが楽に文を理解できるようになります。そして、私自身、重視しているのが、いかに子どもたちが「習ったものを使ってみたい!」と思ってくれるように指導するか、です。ジョリーフォニックスでは、子どもたちが街を歩いていると英語を読みだす、ということをよく聞きますが、グラマーも然り。体を使って、脳をフル活動させ、自分が習ったことを「使いたい」と思えるような授業になるようにアクティビティを考えます。今回は、それをみなさんと共有できたことがうれしいです~。紙飛行機やエイリアンはその一つです!
そして、ヘイミッシュへのフィードバックも(笑)!
●オンラインのいいところは、かわいいヘイミッシュに会えるところですね!大きい犬いいなぁ~って思います。
●ヘイミッシュ君が先生の話に合わせて『わんっ』て言ったこと。
一緒にトレーニングを受けているようでほっこりしました。毎回トレーニングの時に癒されます。●【今回もヘイミッシュを堪能できたことを感謝いたします!】顔をうずめさせてもらいたいです!もふもふ!
●直接お会いできないのは寂しいですが、ヘイちゃんにもあえるのでオンラインも好きです(笑)
●ヘイミッシュにももっとたくさん会いたいです。・・・ヘイミッシュが可愛すぎてまぶしかったです。
親ばかですが、うれしいです(笑)。そして、今回も参加くださった方のお子さんがヘイミッシュを描いてくれました!Yちゃん、ありがとう!うれしいよ!
以下、山下へのコメントもいただきました。こんなふうにおっしゃっていただけて感謝です。自分自身、今以上に邁進していきます!
●講義からのアクティビティが毎度のことながら華麗で腑に落ちポイントがいくつもあり、説明を受けてから実際にやってみることで深まる理解の心地よさに感動しっぱなしでした。山下先生のお家芸というかもはや様式美ですね。
(こんなにお褒めていただけて、涙が出ます。ありがとうございます。)
●授業が創意工夫されていてとても楽しい。子どもさんたちには子ども目線で。そして私たちには私たち目線でいろいろと考え工夫してくださっているのが伝わってきます。先生の今までの体験を惜しみなく伝えてくださるのにはただただ感謝しかありません。先生の子どもたちへの思いと優しさ、そして元気には毎回パワーを頂いています。
(自分一人で持っているのはもったいない!いいものはみんなに広げなくっちゃ!ようやく元気になりました~。ありがとうございます。)
●進むスピードや参加者へのお声がけなどとても暖かく優しい空気づくりをしてくださったのでリラックスして参加することが出来ました。指導をされているからこその目線や、日本語圏で生活している子にとっては難しいところなど、先生ご自身が工夫されているところを伝えて下さることで、テキストに載っていることは全部やろうという意識を緩和させてもらえました。
(ジョリーグラマー2は同窓会のようで、私もリラックスしています!テキストに出てくる単語をすべて網羅する必要はありません!何が子どもにとって必要かをじっくり見極めて指導していってください。)
●普段は、子育てやレッスンに追われて、なかなかじっくりと自分の学びの時間を作ることができない分、トレーニングの時間は他のことを忘れて、JPのことだけに集中できるので幸せな時間です。
(トレーニングを幸せな時間とおっしゃっていただけてうれしいです。)
●子供たちへの接し方、声かけ方、毎回勉強させていただいております。
(私の声かけなどが参考になるのであれば、どんどんもっていってください~。)
●いつもアイデア・指導法を惜しみなく教えていただくことができ、感謝の一言です。パワーポイント、書写カメラ、ホワイトボード、ブレイクアウトルームを適切に使用していただき、オンラインという制約を一切感じない講義となっており、毎回学びたいと思っていたことすべてをしっかりと学ぶことができ、大変満足しています。
(自分が参加するとしたら、どういうトレーニングがいいかな・・・といつも考えていますので、そうおっしゃっていただけて、うれしい限りです。)
私が山下のトレーニングを受講してくださる方に感じるのがとても熱心なこと、そして、本当に良い方ばかり!ということ。こちらのフィードバックからもわかりますよね!
●学校、民間の教室にかかわらず、各先生方の教育への熱い想いと、子どもへのあたたかく力強い眼差しに感動しました。
みんなの思いがぎゅっと詰まった 2 日間でした。ご受講、本当にありがとうございました。子どもたちのためにこれからも一緒に学んでいきましょう!
☆次回のジョリーグラマー 2 のトレーニングは未定です。ジョリーグラマー 1 のトレーニングを数回開催後、計画しますね!
☆ジョリーグラマー 3 以降のトレーニングは今のところ考えていませんが、5 回シリーズくらいで私が大人の方(ジョリーグラマー 2 のトレーニングまで受講済みの方対象)に授業を行うという形式をとってもいいかな~と考えています。
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