dress down day
イギリスの学校では、dress down day という日があります。
制服ではなく私服で登校していいですよ、という日です。
大抵、何かのチャリティーや学校への募金のために行うので、私服で登校する場合はその募金用に1ポンドほど持っていきます。教室に着くと、先生やティーチングアシスタントの人がバケツや箱を持っているので、そこにお金を入れます。
チャリティーの中でもほとんどの学校が参加するのが Children in Need ではないでしょうか。
体に障害を持っていたり、不安定な生活を送っていたり、何らかのサポートが必要な子どもたちのための募金。
今年は18日 (金) にイギリス中でこの募金活動が行われます。
11月に入ると、スーパーなどでも募金を呼び掛けています。
この Pudsey (パッズィー) がこの Children in Need のマスコットクマになっています。
私服で登校となると、どんな服を着て行ったらいいの?と疑問に思いますが、学校から指定があります。この Children in Need では、このクマの Pudsey がはめている眼帯の水玉にちなんで、水玉模様の服とか、クマの色の黄色とか。ちなみに、私の勤めている学校では、「何か水玉のものを身につける」ということです。靴下でもいいし、スカートでもいいし、スカーフでもいい。楽しいですね。
イギリスは本当にこういった募金が盛んです。少しずつの募金でも学校全体となると相当の金額になります。
東日本大震災の時も、私が勤めている学校ですぐに募金活動をしてくださいました。こういった募金活動になんの抵抗もない国。「できる人ができるときにする」という精神にはいつも感心してしまいます。
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