一日の様子
イギリスの学校の登下校は基本的に親がします。もちろん、Year 5 くらいになると自分一人で登下校もしますが、集団登下校はありません。一日の様子を簡単に紹介します。
<午前>
・朝、学校に着くと
まず cloak room (クローク・ルーム:コートをかけたり、ランチボックスを置く場所で、学校によってはカバンをかけたり、上靴にかえるところもあります) に入り、コートをかけ、教室に行きます。
・教室に着くと
子どもたちは床に座ります。(男の子も女の子もみんな「あぐら」をかぐんですよ!これ、日本人には結構ショッキングな光景。女の子、パンツ丸見えになっちゃうんです・・・。)Year 3 からは席について待っているそうですが、もちろん学校によって違います。
・register(レジスター:出欠席)
Good morning, Miss/Mrs./Mr.~. と先生に挨拶をします。またこの時、お昼ごはんを学校でとるかどうかも聞きます。
・lesson(レッスン:授業)
授業の初めと終わりに「起立、礼、着席」というものはありません。床に座っているうちに授業が始まる、という感じです。大体 2 時間授業があります。
・play time(プレイタイム:休み時間)
この休み時間、基本的に全員 outside(アウトサイド:外)/ play field(プレイフィールド:運動場)に出なければなりません。雨の場合は(小雨ならば外で遊びます)wet play (ウェットプレイ:雨の日の休み時間) となり、教室で本を読んだり絵を描いたりして過ごします。
休み時間には必ず最低大人二人(先生とティーチングアシスタント)が子どもを見る当番となっているので、何か問題があれば、この先生たちに話をします。他の先生たちは休憩時間なので、staff room(スタッフルーム:職員室)で休憩しています。
・lesson(レッスン:授業)
・lunch time(ランチタイム:お昼休み)
教室でお弁当を食べる学校もあれば hall(ホール:体育館)で食べる学校もあります。もちろん、hot dinner(ホットディナー:給食)を購入することもできますが、事前に注文をしてお金も払っておかなければいけません。
このランチタイムは休み時間も含めて 1 時間あります。この時間は先生も休み時間となるので、dinner lady / supervisor(ディナーレィディー/ スーパーヴァイザー:お昼の時に監視している人)が責任もって子どもたちを見ています。
<午後>
・register(レジスター:出欠席)
午後もまたここから始まります。Good afternoon, Miss/Mrs./Mr.~. と先生に挨拶をします。
・lesson(レッスン:授業)
午後も 2 時間授業があります。
・break time(ブレイクタイム:休憩)
10 分程度の短い休み時間がどこかで入りますが、学校によってないこともあります。
・home time(ホームタイム:下校時間)
小さい子たちは親のお迎えです。「さようなら」の代わりに Good afternoon, Miss/Mrs./Mr.~. と挨拶をします。
また、この一日のどこかで
・assembly(アセンブリー:集会)
が開かれます。朝一であったり、休み時間の前であったり、午後の休憩の後だったり、その学校によってばらばらです。日本だと全校が集うのは「月曜集会」くらいだけれど、イギリスの学校では毎日集会があります。
あ、気が付きましたか?掃除の時間はありません。cleaner(クリーナー:掃除をする人)を雇っているので、下校と同時にこのクリーナーが来て教室を掃除していきます。また、基本的にお昼ごはんもお弁当なので給食当番もなし。朝の会、帰りの会もなし。
私の感想:
「学校とは勉強する場所」なんだってこと。いろんな儀式的行事もないため(詳しくは『一年の流れと年間行事のカテゴリの記事』(リンクをクリックすると当該カテゴリの記事一覧に進みます)参照)みっちり勉強している気がします。
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