2018年夏のトレーニング、ありがとうございました。

2018年 7月 21日・22日の新宿、8月 4日・5日の大阪、11日・12日の岡山、18日・19日の名古屋でのジョリーフォニックス総合トレーニング、そして、8月 20日のジョリーグラマー 1 のトレーニングが無事に終了いたしました。各地とも満員になり、心よりお礼を申し上げます。ありがとうございました。

今回は連続してトレーニングを開催したこともあり、自分自身、少しずつ変更する箇所が明確に見えてきました。今までのトレーニングではブレンディングとセグメンティングの説明を同時にしていたけれど、それを変えてみることで、受講してくださった方がより理解しやすくなったということを感じました。

英語の文字に初めて触れる日本での英語学習に必要なのは、子どもたちが自分で「読みたい」「書いてみよう」と思えるような指導をしていくことだと思っています。そのためには、「成功体験」がとても必要で、その手助けができるのがジョリーフォニックスだと思っています。そのため、セグメンティング(ディクテーション)では、非単語を使用して、英語に慣れていない子どもたちの気持ちになってもらうことも体験していただきました。知らない単語を聞いて書くことの難しさ。

大人でも(間違えたら嫌だな・・・、単語を数回だけ聞いてすぐに答え合わせだと、あっているか不安・・・間違えた時は、恥ずかしい・・・。)と思います。間違えてしまうと、もう嫌だ、やりたくないと感じるのも当然です。でもそういう時に、音素に区切って発音していったり、アクションを示したり、イラストを見せたりすることで、どこかの段階で「!わかった!」という喜びが生まれます。それが、どの段階でもいいのです。自分で「わかった。できた」という体験を子どもたちにどんどんさせてほしいと思います。

私が小学校で担任したときの教え子が参加してくれました!

グラマーは北海道から九州まで本当に日本中からお越しいただけて、うれしく思いました。みなさん、グラマーの品詞からの指導に驚きと同時に、アクティビティを楽しんでいただけたようです。実際、私も指導して感じることは、この品詞ということを理解していくことで、子どもたちが自分で文を読んだり書いたりするときにとても役に立つということです。

今回、感想に「ジョリーフォニックスからの流れがスムーズで感動しました!」という言葉をいただきました。よく、42音の次にグラマーへ移行したほうがいいのでは?と質問されます。確かに、文法を知らない子どもたちに文を読ませたり書かせたりするのは大変です。ただ、最初のころは「英文に慣れる」という意味でも、文法については細かく言わなくてもいいのかな、と感じます(もちろん、文の意味は一緒に考えます)。子どもたちが少しずつ慣れてきてから品詞や文法を指導していくということでもいいように感じています。その際も、文を書かせるときにはできれば自動詞を使っていきながら、子どもたちが習うことがたくさんになり過ぎないようにする、という工夫も必要かと思います。

アクティビティたくさんのグラマー:形容詞

私自身、6週間近く日本にいたのですが、今思うと、あっという間でした(笑)。自分自身もとても勉強になるものになりました。本当にありがとうございました。

2018年 8月 31日
山下桂世子

追伸:次回のトレーニングは2018年 10月 27日・28日です。日本橋での開催になります。また、ぜひ、ご参加いただけましたら幸いです。

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