Children in Need

イギリスではチャリティーイベントがたくさん行われます。その中でも、1980 年以来、BBC が主催・運営する Children in Need はイギリスでも最大のものではないでしょうか。
Children in Need は、Need の中にいる子どもたち、つまり、体に障害を持っていたり、不安定な生活を送っていたり、助けを必要とする子どもたちのための募金活動です。毎年、11月の金曜日に行われ、今年は明日、15日に行われます。
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(イラストは Wikipedia より)
この Pudsey (パッズィー) が Children in Need のマスコットクマになっています。
こちらのブログを読んでくださっている方のお子さんが通う学校でも、多分、Children in Need の募金活動に学校単位で参加するかと思います。どうやって行うかというと、パッズィーが水玉模様の眼帯をしていますが、これにちなんで、
・制服で投稿するけれど「水玉模様」の何かを身につけてくる
・私服登校でO.K.でも、水玉の服で来ること、またはパッズィーと同じ色の服でくること
などと言われます。
そして、必ずこうした格好で登校する場合は「銀色の硬貨」を一枚持ってくるように言われます。銀色の硬貨、つまり50pですね。学校によっては募金は1ポンドというところもあるようです。こうして集まったお金は全額 BBC へ送られ、子どもたちのために使われるそうです。
こうした募金活動は決して強制ではありませんので、募金をしたくなければ、通常通り制服で登校すればO.K.です。
イギリスにいると、本当によくチャリティーイベントがあります。募金活動も活発で生活の一部のような感じになっています。私も数回、街頭での募金活動やマラソンで募金活動をしていますが、みんな本当に暖かくサポートしてくれました。それは何でなんだろう・・・と考えると、やはり子どもの頃から普通に募金活動を行っているからなのでは、と思います。
こうした国を上げてのイベントではもちろん学校も参加します。また、日本が被災した東日本大震災のときも、すぐに募金活動をしてくれました。スーパーでも必ず募金箱が置いてあったり、募金を呼びかける人が立っていたりしますからね。こうしたことが普通に感じられるのっていいな~と感じます。

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