12月ジョリーフォニックス・グラマー・ミュージックなどのトレーニング、セミナー、ワークショップ

12月のジョリーフォニックスのトレーニングやセミナー、またジョリーフォニックスとは別に私、山下のセミナーも以下のように行うことがほぼ確定しました。
今回初のセッションはジョリーグラマーとジョリーミュージックのワークショップ、イギリスの小学校で行われているGuided Reading です。

●12月20日(土)@国立(東京)
ジョリーフォニックストレーニング:基礎編
(詳細は右のUpcoming eventsをご覧ください。)

●12月21日(日)@国立(東京)
ジョリーフォニックストレーニング:実践編
 (詳細は右のUpcoming eventsをご覧ください。こちらは8名限定のコース。残席わずかとなっています。)

●12月22日(月)@国立(東京)
ジョリーグラマーとジョリーミュージックのワークショップ
(*内容は下記を参照してください)

●12月23日(火)@国立(東京)
山下が指導する子どもに教える基本グラマー
ジョリーグラマーとは全く別物です。私がイギリスの学校で勤めていて、英語がまったくできない子どもたちにどうやって英語を教えていったらいいのか、長年かけて構築した方法です。

Guided Reading
これは今回初登場!イギリスの小学校ではGuided Readingという授業が週に1回は必ず設けられています。先生(またはアシスタント)一人につき子どもが6人前後で一緒に音読を行っていく授業です。この音読指導はただ一緒に本を読むだけではなく、本を読むうえで何に焦点を当てていくかきちんと目的を持った音読指導です。日本ではまだ紹介されていないのではないかと思うのですが、英語教室などでどうやって子どもと一緒に本を読んでいったらいいのかわからないという方にうってつけのセミナーです。家庭での本読みにも一役買ってくれることと思います。

ジョリーフォニックスを教えたい、教えている方のためのワークショップ
山下によるジョリーフォニックスのレッスン&アセスメントを実際に見ていただきます。その後、レッスンのコツなどを聞いたり、日頃教えていて困っていることを質問したり、自分のしている教え方の工夫を共有したりします。今までセミナーやトレーニングを受講された方は、頭で理解したことを実際に見ることで、より理解が深まります。今まで、受講されていない方は、独学では学べなかったことが学べるだけでなく、素敵な仲間ができることにより、受講後もお互いの疑問を解決したり、コツや工夫のほかに成功体験も共有できます。
⇒こちら、内容に変更があります。またお知らせします。

特別支援教育とジョリーフォニックスワークショップ
7月に行ったワークショップ第2弾。お母さんやお父さん、先生、関係なく特別な支援を必要とする子どもたちを指導していくうえで抱える悩みや指導方法などをみんなで相談しあい、話しあっていくワークショップ。ジョリーフォニックスを使って、どのように指導をしていったらいいのか、どんな効果があるのかを話し合っていきます。もちろん、特別支援教育に携わっていない方の参加も大歓迎です。

●12月25日(木)@名古屋
ジョリーグラマーとジョリーミュージックのワークショップ
(*内容は下記を参照してください)

ジョリーフォニックス・エクストラの使い方トレーニング
今までのトレーニングに参加してくださった方の感想をもとに、従来の3時間から4時間にしました。1時間、長くなった分、発音や単語を読む練習をぐんと増やして、お家でお子さんにしっかりと教えられるようになっていただきます!

●12月26日(金)@東京駅近辺
ジョリーフォニックス説明会
親子でも大人の方おひとりでも参加していただけます。ジョリーフォニックスってどんなフォニックスなのか、トレーニングを受ける前に見ておきたい!と思われる方にうってつけ。お子さん連れでの参加も大歓迎です。

ジョリーフォニックス・エクストラの使い方トレーニング
今までのトレーニングに参加してくださった方の感想をもとに、従来の3時間から4時間にしました。1時間、長くなった分、発音や単語を読む練習をぐんと増やして、お家でお子さんにしっかりと教えられるようになっていただきます!

●12月27日(土)@横浜
ジョリーフォニックストレーニング:基礎編
(内容は右のUpcoming events をご覧ください)

●12月28日(日)@大阪
ジョリーフォニックストレーニング:基礎編
(内容は右のUpcoming events をご覧ください)

*12月22日と25日のジョリーグラマーとミュージックのワークショップについて*
ジョリーフォニックス以外にもジョリーラーニング社の教材があります。
ジョリーグラマーはジョリーフォニックス終了後、次に進む教材です。イギリスでは
 ジョリーフォニックス:レセプション(4-5歳児)
 ジョリーグラマー1:Year 1 (5-6歳児)DSC_0386
 ジョリーグラマー2:Year 2 (6-7歳児)
 ジョリーグラマー3:Year 3 (7-8歳児)
 ジョリーグラマー4:Year 4 (8-9歳児)
 ジョリーグラマー5:Year 5 (9-10歳児)
を使用していくようになっています。このジョリーグラマーという教材は、イギリスの教育指導要領に沿って作られている教材で、とてもわかりやすく英語の文法や品詞、そしてフォニックスを学ぶことができます。私自身はイギリスにいる日本人の子どもたちにジョリーグラマー4までを使って、英語のレッスンをしています。非常に系統立った使いやすいプログラムです。
しかし、日本の学校や英語教室で導入する際に、「このまま導入することができるのかどうか」ということを検討する必要があると私は感じます。そのため、トレーニングを行う前に、興味のある方に実際に教材を手に取っていただき、中身を見ていただきます。日本人にとっていいと思う点、日本の教育に適応していくにはどうしたらいいのかという点をみんなで考えていけたら・・・と考えています。

ジョリーミュージックはコダーイアプローチを使った音楽のプログラムです。簡単な音の高低(ソとミ)の音楽から始まって、ジョリーフォニックス同様、体を使ってリズム、ピッチ(音の高さ)、パルス(拍)などを習得していきます。
私自身、歌は音痴だし英語を話す時のリズムは悪いし、聞き取りも苦手で、絶対、音楽と英語の習得は通じるものがあるとずっと思っていました。このジョリーミュージックを2年ほど日本人の子どもたちとイギリス人の子どもたち、そして特別な支援が必要な子どもに指導してきていて、「音楽と英語の習得」に関係があることを実感。英語独特のイントネーションをどうしても習得できなかった私なのですが、その理由の一つが、いちいちすべての単語を発音しようとしてしまうことにあるとこのジョリーミュージックを通して実感。このジョリーミュージックでは英語の特徴がつかめ、先述した単語などはどのように発するのかが体得できることを発見!
また、コダーイは「声」を重視しており、この教材の最初の段階で使われるものは「声」。ピアノ伴奏もないんです。私自身、最近の英語教育で使われている「ガチャガチャ」した音楽が苦手で、このジョリーミュージックを聞いたときに、純粋に英語を音楽で学べると感じました。(本当は英語を学ぶ教材ではないので、こんな紹介をしたらいけないのですが。)
そして、ジョリーミュージックでは英語を母国語としない子どもや特別な支援が必要な子ども、そしてディスレクシアと音楽の関係も深く触れられています。こんなことを紹介していきたいな、と思っています。
私はジョリーフォニックス・ジョリーグラマーのトレーナーですが、ジョリーミュージックのトレーナーではありません。ですので、今回のこのセッションは「ワークショップ(勉強会)」とします。

*ジョリーフォニックスのトレーニングについて*
ジョリーフォニックスに出会い10年以上経ちました。使えば使うほどにその良さを実感する最高のフォニックス教材だと思っています。この素晴らしいフォニックスをもっと頻繁にトレーニングして伝えていきたいと思うのですが、私はイギリスに住んでいるため、日本ヘ帰国する回数は限られてしまいます。今回も1週間の帰国、それも年末のみなさんが忙しい時期ですが、できるだけたくさんの方にジョリーフォニックスを知っていただきたいと思い、東京、横浜、名古屋、大阪でトレーニングを開催することにしました。
私のトレーニングやセミナーはいろいろな経験から得たことを惜しみなく提供していきます(元小学校教師、現在はイギリスの小学校で英語を母国語としない子どもたちに英語を指導、日本語教師、特別支援教育に長年携わる者、そして「英語の発音が苦手」で英語ができない経験者!)。参加者は多角的な面からシンセティック・フォニックスについて学ぶことができるトレーニングだと自負しています。日本人の英語がなぜ通じないのか、フォニックスの必要性について、しっかりと考え、そのうえでジョリーフォニックスに触れていただきます。先生だけでなく、ご自分のお子さんにジョリーフォニックスを教えたいと思われるお母さん、お父さん、学生さんの参加も大歓迎です。
実は、日本の小学校でもジョリーフォニックスの導入をしているところがあるんです!その先生方にも研修を行っているのですが、そうした先生方からの現場の声を直接聞き、ジョリーフォニックスの良さを再認識。いつかジョリーフォニックスが日本のすべての小学校で導入されるようになると信じています。

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