2016 年春のジョリーフォニックス・グラマートレーニング、ありがとうございました
2016 年春の大阪、東京、長岡でのジョリーフォニックス・ジョリーグラマーのトレーニングも無事に終了いたしました。たくさんの方にご参加いただき、ありがとうございます。本来なら、お礼のメールを差し上げないといけないのですが、こちらでのご挨拶で失礼いたします。
今回は新年度を迎えるということもあったためか、多くの方々にご参加いただきました。東京のジョリーフォニックス総合トレーニング Part 1 では 60 名近くの方がいらしてくださいました。大阪でも 30 名超、長岡でも 20 名超の方にご参加いただきました。物理的なご感想(席に余裕がなかった、スライドが見にくかったなどなど)においては、今後、主催者の方ともお話をして改善していきたいと思います。
さて、トレーニング自体ですが、いつもみなさんにフィードバックをお願いしております。そのフィードバックは私にとってもとても勉強になることばかりです。私がジョリーフォニックストレーナーになったのは、子どもたちに英語を読んだり書いたりするのが「わかった!楽しい!もっとやりたい!」と思ってほしいから。実際、トレーニングを重ねていくうえで、参加してくださる方にこの「わかった」「なるほど」「やってみたい!」と思っていただけたら、すごくうれしいです。そして、そう思っていただけるようなトレーニングにしていきたいと再認識しました。
フィードバックはとてもポジティブなものが多く、ありがたい限りです。この中で、いくつかみなさんに知っていただきたいと思ったものを紹介いたします。今日はまず、ジョリーフォニックス総合コース Part 1 のフィードバックを紹介いたします。
【初参加の方】
・初めて聞くお話し、そして「多感覚」という教え方に「ハッ!そうか!」と自分の宝となりました。
・全く英語ができないコンプレックスを持っている自分でも、興味が出てきました。
・今まで疑問に思っていたことや自信がなかったことが明らかになってよかったです。
・参加して本当によかったです。「よく分かります、フォニックスのモヤモヤしていたものがスッキリします、もっと勉強したいと思います、子どもたちへも教えて自分と同じようにこのスッキリした気持ちを味わわせてあげたいと思います」という前向きな気持ちがたくさん沸いてきました。
・日本語と英語の音認識の違いや指導方法の変遷など、とても興味深かったです。それに増して、多感覚をフルに活用しながら音と文字に親しんでいくプロセスは脳にビンビン刺激が行き、暗記で苦しみながら覚えるよりも、ずっと早く楽しく、自信をもって覚えられると思いました。絵本を通して異文化に触れられるのも一層興味をかき立てられました。もっとジョリーフォニックスを学びたいと思いました。
【リピーターの方】
・昨年夏に受講、いくつかのクラスで実践させていただいてきました。しかし、手法を「理解すること」と「実践すること」は別のものであることを痛感しているところです。今回のトレーニングコースを受講することで、「子どもたちへの伝え方」や「音の出し方」を再認識することができました。繰り返し参加することで確実に自分のものにしていきたいと思っています。
・前回、受講させていただいてから、Jolly Phonics がとてもすばらしいものだとわかり、指導に取り入れたかったのですが、どんどん忘れてしまい・・・。リピーターの方がいらっしゃる理由がわかりました。リピーターでも、とても楽しめ、大切なポイントを再認識でき、とてもよかったです。
・昨年の夏に一度受講させていただいていたので、今回は少し余裕をもって聞くことができました(前回は音、アクション、お話等覚えることで精いっぱいだったような気がします)。今回は大事なポイントに、より注意を向けることができたと思っています。
・日本語と関連付けながら教えてくださって、とてもわかりやすいです!
まだまだたくさんのお言葉があるのですが、すべてを紹介できず残念です。
私自身、何度も同じことを繰り返さないと理解できなかったり、わかった気になってしまっていたりすることもあるため、何度でも同じ授業を受けたくなります。2 度目以降だと違う視点で見ることもできるため、得るものもとても多くあります。ですので、私のトレーニングに参加いただいた方には同じトレーニングには 2 度目以降、大幅割引(最大で 8 割引!)の受講料でご参加いただいています。中には 4 回目の受講、という方もいらっしゃるんですよ。その方のお言葉をまた、いつか紹介したいと思っています。
ジョリーフォニックスはよく「アクションを覚える」ものだと言われていますが、これは子どもが文字と音の関係を学ぶための一助になるからです。アクション以外にも多感覚をたくさん使っているので、教えるときにはそれをきちんとレッスンの中に入れていってほしいと思っています。また、音の聞き取りをする際、日本人だから気を付けないといけない点(日本語の音=拍 mora, 英語の音=音素 phoneme)を教える側が理解しているだけで、子どもたちに提示する単語を気を付けることもできるようになるし、指導する点も明確になってきます。単にストーリーを読んで、アクションを教えて、・・・という教材ではないことをしっかり理解していってほしいと思っています。
トレーニングでお伝えしているように、それぞれ「何の目的」をもって行っているのか、ということを指導者が理解していくだけで、子どもたちへの入りもぐぐっと違ってきます。私も自分がレッスンをするときも、トレーニングをするときもそこに気を付けていきたいと、みなさんのフィードバックを拝見して感じました。
みなさん、いい顔で学んでいますね!次回はジョリーフォニックス総合トレーニング Part 3(デモレッスン、特別支援)についてのフィードバックを紹介いたします。
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