10月と12月のジョリーフォニックストレーニングの違い

10月24、25日に行うジョリーフォニックス(基礎1、2、3)は1.5日間、12月の名古屋・大阪でのトレーニング(総合part 1,2,3)は2日間のコースです。
この二つのトレーニングの大きな違いは?というご質問をいただきましたので、ご説明します。

基礎1とは・・・
・日本語と英語の音と文字
についても見ていくため、日本語話者だからこそ指導上、知っておかないといけないことを学んでいただきます。
・フォニックス
について、今までの英語の読み書き指導の変遷を追いながら、見ていきます。そこで、「シンセティック・フォニックス」について学びます。

基礎2とは・・・
・ジョリーフォニックス
ここで5時間取って、教材を使いながらジョリーフォニックスがなぜ子どもにやさしいプログラムなのかを、参加者の方に体験していただきます。すべての音と文字をイラストとお話を聞きながら学んでいきますが、その中でも「日本人」が聞きにくい音、出しにくい音、気を付けなければいけない綴りについてもしっかりとお伝えします。
また、単語の読み方、ディクテーション(セグメンティング)などの説明をします。
教材の説明も簡単にします。

基礎3とは・・・
・同音異綴り
英語には同じ音でありながら違う綴りのものがたくさんあります。例えば、「エィ」という音には rain, tray, take などのように。こうした同じ音でありながら違う綴りのことを Alternative Spellings と言い、日本語で「同音異綴り」と言います。これをどのように教えていくのか、実際に体験しながら学んでいただきます。

今までのトレーニングはここで終了し、この後、人数限定の実践編を行ってきました。
しかし、12月からのトレーニングは、2日間のコース終了後には具体的に指導できるレベルまでみなさんに学んでいただきたいという思いから、上記基礎1,2,3にプラスして、授業の指導体験(デモ)を行うことにしました。また、ここでは特別支援が必要な子どもたちへの効果的な指導、フォニックスを習った時点でどれだけの本が読めるか、本を手に取って見ていただきます。

つまり、
基礎 1,2=総合 part 1
基礎 3=総合 part 2
(今までの実践編を少し簡単にしたもの)=総合 part 3

となります。ですので、10月24、25日の基礎編に参加していただければ、今後開催される総合 part 3 にそのままご参加いただけます。総合 part 3 はプラスアルファ的要素ですが、しっかりとジョリーフォニックスを学び、自信を持って教えていってほしい、という私の思いから、12月以降、総合コースとして開催させていただくことにしました。特別な支援が必要な子どもたちへの指導*に関しては、問い合わせも多く、また私、山下の専門分野でもありますので、できる限りみなさんとシェアしたいと思い、少しの時間ですが一緒に学んでいけたらと思っております(*自閉症を持つ子ども、読み書き困難を持つ子ども、ADHDを持つ子どもなど様々な特性の子どもを対象にしています。)
今後のトレーニングの内容をわかりやすくするために、コースの名称を変更いたしました。今後も変更がある場合もございますが、よりよくするためのものですのでご理解いただけますようお願いします。

なお受講証は、基礎 1,2,3 または 総合 1,2 を受講された方に「ジョリーフォニックス基礎」、総合 part 3 を受講された方に「ジョリーフォニックス実践」の受講証をそれぞれお渡しいたします。

10月に参加するか、春まで待つか悩んでいるのであれば、10月にご参加ください!東京では総合コースは来年の春以降の開催となります。しかし、冬には東京でジョリーグラマー1、2のトレーニング、またはワークショップを開催しようと考えているため、10月のジョリーフォニックス基礎に出ていないと、こちらのコースには参加いただくのは難しいためです。
ジョリーフォニックスだけでなく、ジョリーグラマー(フォニックスと基礎のグラマー)も素晴らしいプログラムですので、ぜひこちらも学んでいただきたいと思います。

総合 part 3 には基礎 1,2,3 または総合 part 1,2 に参加された方でしたらいつでもご参加いただけますので、ご心配なく!また、リピート受講の場合は割引で受講できますので、早いうちにジョリーフォニックスを知り、何度でも気軽に参加して、理解を深めてほしいと思います。

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