受講回数:JP1JG10JG20
京都大学教育学部教育学科卒業。夫の海外赴任で 2 回・合計 8 年アメリカに居住。2003 年~06 年アメリカ・ニュージャージー州プリンストン日本語補習校にて幼稚部教師を務める。2 回の海外生活で 3 人の子育てを通じて、シュタイナー幼稚園、モンテッソーリ幼稚園、公立小学校・中学校・高校などさまざまなアメリカの教育現場を体験する。
2012 年アメリカ・インディアナ州でダンスフィットネスと出会い、Shoshanah Riley のもとで 2 年間ダンスフィットネスを学ぶ。2014 年 8 月日本に帰国、同年 12 月よりダンスフィットネス・インストラクター、Zumba® 公式インストラクターとして活動開始 (Y’s Dance Fitness)。
2014 年より日本語教授法を学び、2015 年 10 月に日本語教師養成 420 時間講座修了。日本およびアメリカにて日本語教師経験あり(アメリカでは英語による間接法教授、日本では直接法教授)。
2015 年 9 月、子どもに英語でダンスを教えてほしいという依頼を受け、リサーチを進める中で、日本で開発された幼児向け英語教材の音楽のリズムやダンスデモのノリが、アメリカで発売されている幼児向け教材のそれらと非常に異なることに疑問を持つ。
独自に調査研究を重ねた結果、
①人が潜在的に持っている身体のリズムや動きの傾向は、母語との言語リズムに影響される
②同様に音楽も、その音楽が発生した土地の言語リズムに影響を受ける
③特定の言語が持つリズムと、その言語が発生した音楽のリズム構造を理解し、それらに意識的に「身体的に同化する」活動を通じて、特定の言語や音楽を効果的に習得・理解できる
という仮説を確信した。
これらは「言語(英語)」「音楽」「ダンス」という分野をリズムが繋いでまとめるようなイメージとなる。しかし各分野または 2 つの分野をまたいでリズムが大切、と主張する研究者は存在するが、3 つすべての分野をまたいで研究している人が皆無なことに気付く。そして 2015 年 11 月、それを Rhythm(リズム)、Movement(動き/ダンス)、English(英語)からそれぞれ文字を取って組み合わせ、”Rhymoe(ライモー)®” と名付けてメソッド化することを決意。
8 年に及ぶアメリカ生活とアメリカ文化の中での子育て、20 年以上のトランペット演奏、幼稚園教師や日本語教師の経験、ダンスフィットネス・インストラクターとしての経験と知識を融合した、ユニークな Rhymoe®(ライモー)クラスを神戸・明石にて開講。2016 年 7 月、Rhymoe のロゴを商標登録(商標第5852633号)。
やがて Rhymoe の理論を広く社会、特に英語教育に携わる教育関係者に伝える必要性を強く感じ、2017 年 2 月、一般社団法人英語リズムムーブメント協会 (ERMA) を設立。同時に Rhymoe(ライモー)のベースとなる理論を示す文言 ”English Rhythm Movement” を商標登録出願 (2017 年 12 月登録予定)。「リズムと動きで、リズミカルな英語を楽しく、すべての人に。」をスローガンに、これからの日本の英語教育に必要な「ことばの身体性」を身につける大切さを伝えるべく、幼稚園や小学校への出張ワークショップ、および教職員・リトミック教師・音楽家・ダンサーなど様々な人に英語リズムムーブメント理論をお伝えする「Rhymoe 入門講座」などのワークショップを提供開始。
2017 年 10 月、日本で初の Zumbini(ズンビーニ:Zumba が開発した親子英語リズム遊びプログラム)®インストラクターとして神戸にて活動開始。
2017 年 10 月、Rhymoe プログラムに Jolly Phonics を導入。「ことばの身体性」を用いて英語を聞く・話すだけでなく、読む・書く技能も向上させるためのプログラムとして、明石にて定期的に開講。
参考 Web サイト:
一般社団法人英語リズムムーブメント協会(ERMA)https://erm-a.org/
Y’s Dance Fitness https://ysdancefitness.com
Zumbini(ズンビーニ) https://erm-a.org/zumbiniclasses/
詳しくはホームページ(https://rhymoe.com/)でご確認ください。
Rhymoe のメソッドに必要な要素の一つとして、身体能力を使用してのフォニックス教授法をずっと探していたところ、Jolly Phonics を見つけました。2017 年 8 月、実際に山下先生のトレーニングを受けた際に、多感覚を使用すること、英語を母語としない人や学習障害がある人にも非常に効果的な教授法であること、教材が日本で手に入りやすいこと、日本でトレーニングが受けやすいこと、など様々な観点から、Jolly Phonicsは素晴らしいフォニックス教授法であり、ぜひ Rhymoe のプログラムの一要素として取り入れたいと感じました。
実際に Rhymoe のレッスン内で指導したところ、大変好評で、今後も指導を続けていきたいと思っております。
Rhymoe では親子でのご参加を推奨しており、Jolly Phonics のパートでも保護者には子どもの横に座っていただいて、一緒に Phonics を学んでいただいていますが、保護者の方が「勉強になりました!」と目を輝かせて帰られるほどです。そのためスチューデントブックやティーチャーズブックの購入をお勧めして、お子さんと一緒にご家庭での復習と定着を図れたらいいなと思いました。
山下先生はイギリスでの指導経験が豊富なことだけでなく、日本でのジョリーフォニックス導入にも積極的に取り組まれており、日本の児童・生徒にどのように指導したらよいかを熟知してらっしゃいます。特別支援の子ども達へのまなざしも素晴らしいと感じました。そして山下先生の監修・発刊されたジョリーフォニックスの指導書・ワークブックは、そのような先生の日本の子ども達や先生方への思いがたくさん詰まった教材であり、内容が濃く、非常に使いやすいと実感しております。
今後ジョリーフォニックスを学びたい、もっと学びを深めたいと思われる方が日本でどんどん増えて来ると思われます。山下先生は年に数回トレーニングなどのために日本にいらっしゃるので、ジョリーフォニックスの学びの機会が日本でたくさんある、しかも日本に即した形で学べるというのは大きなメリットであり、今後の日本の英語教育を支える方々の大きな支えになると思われます。
JP1JG10JG20
アイコンをクリックして先生のホームページの「お問い合わせ」ページからご連絡ください!