トマトソースのスパゲッティ
Spaghetti al pomodoro 2011.7.5 / パスタ
トマトソース系のスパゲッティ、大好きです。その中でも、一番シンプルで、一番簡単な作り方がこれ。基本の 「簡易版トマトソース」 として覚えておくと便利かも。
●材料 (2 人分)
160~200g
1 缶(400g)
1~2 片
3~4 本
30cc 程度
1 枝
湯の 1 %
●作り方
1. 鍋にたっぷりのお湯を沸かす。
2. ソースパンに、みじん切りにしたガーリック、赤唐辛子、E.V. オリーブオイルを入れ、弱火にかける。ここから 10 分程度かけてガーリックにじっくりと火を通していく。
3. ガーリックにほぼ火が通り全体にうっすらきつね色になってきたら、 ホールトマトをつぶしながら加える。オイルとトマトが混ざるように、へらでざっくりと混ぜる。ここから、火力を中火から強火くらいに強める。
ホールトマトを入れたあたりで、スパゲッティを茹で始める。
4. 7~8 分程度でソースパンのトマトが約半分程度まで煮詰まり、ソースがほぼ完成する。目安は、水分が飛んでソースの表面に油が分離し始めるあたり。ここにパスタの茹で汁を 30cc 程度加えて、混ぜ合わせる。鍋肌や鍋底に少々こびりついたトマトはこの工程でソースに混ぜ込んでいく。
火力を弱め、パスタが茹で上がるまでに、加えた水分の 7 割程度のみを飛ばすくらいの火加減(テキトー)にしておく。
5. 茹で上がったスパゲッティの水分を切り、ソースパンの中でしっかりとソースに絡め、皿に盛りつける。
イタリアンパセリを手でちぎりながら振りかけて完成。
●ポイント
トマトを煮詰めていくときは、極力触らない
ホールトマトは、中火から強火でやや焦がすくらいまで水分を飛ばすと甘みが強くなって、コクも出ます。
ということで、ソースパンの鍋肌が多少焦げるまで、混ぜずに、手を触れずに、焼き付けるような感じで火を入れていきます。
但し、焦げすぎると苦くなるので、あくまで「少しだけ」焦がすのがポイント。
加えた茹で汁が全部飛んじゃった!どうしよう!
慌てずに、水を少々加えましょう。焦げる前に、焦らず、ね。焦げ付く前ならリカバリー出来ます。
パセリは無くても構わない
パセリは彩りと少しの香り付けですから、無くても大丈夫。ドライパセリは香りが強すぎるのでお勧めしませんが、バジルに置き換えるのは良いと思います。
4 人分以上を作るとき
4 人分を一度に作る場合は塩を除くすべての材料を 2 倍に、6 人分を一度に作る場合には 3 倍にすれば良いのですが、水分の飛び方や火力の問題で、格段に難しくなります。まずは 2 人分が上手に出来るようになって、感覚が身についてからチャレンジすることをお勧めします。